防風林 (講談社文庫 な 65-1)
防風林 (講談社文庫 な 65-1) / 感想・レビュー
アマニョッキ
初めての永井するみさん。風景の描写はとても美しいけれど、内容は今一つかなぁ。登場人物に魅力がないので感情移入が難しく、真相究明までの中弛み感も否めない。だけど一冊読んだだけでは判断しないと決めているのが可憐な乙女のポリシー(違)。次は気になっている「グラニテ」が読みたいな。
2018/04/01
のじ
やっぱり不倫するんやねえ・・・。北のさむい感じがひしひしと伝わってきてさむかった。起きた出来事はなんとなく読めていたけれど最後の最後に「なんですと・・・?」ってなりましたね。
2020/07/10
チェス
昔よく読んだ作家さん。その当時と印象がかなり違うなぁ。自分も年をとったということか。
2022/04/01
2Tone
久しぶりに永井するみさんの本読みました。読み応えもありますが、安定した良さがあります。ミステリー仕立てとなっていますが、アオイと主人公の周治や回りの人の感情を味わいながら読みました。女性の強かさもうまく表れています。
2017/02/20
ちかすけ
会社が倒産し、郷里に帰ることにした主人公。病床の母は余命僅か。そんななか、幼馴染が、母には会いたい人がいるのではないかと言い出し...。 著者にしては珍しく、男性視点ではあるものの、相変わらず「怖く、したたか」な女性が出てきます。ミステリ色は他の作品と比べると薄いですが、各章の頭に挿入される過去の風景が、読者の想像力を掻き立てます。
2010/12/21
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