悠久の窓(下) (講談社文庫)
悠久の窓(下) (講談社文庫) / 感想・レビュー
アヤネ
誰にも言えない秘密を抱えたまま、老父に続いて兄も亡くなった。おまけに家を売買する話も全く架空であったことが判明(Amazonより)。。。キリスト教に詳しくないので、ラスト、へ~そうかと言う感じだったが、面白く読めた。池上冬樹さんの解説では、ゴダードの作品はふたつに分けられるとか。ひとつめは、現在と過去を往復する内に謎は深まる物語で、ふたつめは、冒険小説らしい。この物語は過去と現在の往復はなかったが、ひとつめに入るとか。今度は是非冒険小説を読んでみたいなぁ。今予約中はひとつめなので、次々回に。
2016/03/23
入江大和
過去の読書記録より記載。
2005/05/27
YM
人物設定が巧み。キリスト教の歴史は、あまり得意でないが、物語は面白い。「写真コピー」という言葉にはたまげた。
2019/06/03
tsukasa_oishi
上巻はおもしろかったのだけど、下巻に入ってキリスト教とか歴史とかが強くからんできたとたんに冷めてしまった。あまりに接点がないからか。ロバート・ゴダードの作品でおもしろくないと思ったのは初めてだったのでびっくりしました。
2012/04/14
花神
謎が謎を呼び、誰を信じたら良いかわからないスリリングな展開は流石ゴダードの職人芸。ただ、終盤は少し急展開気味で詰め込みすぎた感があり、家に隠された秘密もキリスト教に馴染みがない者にとってはインパクトが小さかった。
2010/07/10
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