ゴッホ殺人事件 上 (講談社文庫 た 43-43)
ゴッホ殺人事件 上 (講談社文庫 た 43-43) / 感想・レビュー
NAO
【「アート週間」参加】イスラエル諜報機関モサドが追うナチが戦時中強制収集した大量の名画の行方。東京でひっそりと亡くなった老婦人の死の謎。母の死の真相を調査していた加納百梨子は、ゴッホの死の謎に行き当たる。作者はもともと浮世絵研究家でもあるが、だからこその「ゴッホ」なのか。それほど違和感を感じることのないリアルな描写で、ぐいぐい惹きつけられる。
2019/09/24
Yuri
ゴッホ作品が絡んでくる事件なのかと思って読み始めたら、ゴッホ本人の!死因にまで迫る展開。 サクサク読めるので、続けて下巻へ!
2020/04/08
ちばっち
リアルタイムで登録しないので大抵下巻を読み終わった後に感想を書くので上巻の感想って難しいですよね(笑)ゴッホについてほとんど知りませんでした。そんな人にも分かりやすく説明されているので読みやすかったです。魅力的な登場人物、怪しげな人達、巨大な組織など道具は揃っています。それに負けないくらい予想がつかない展開などグイグイ読んでしまいました。通説って恐ろしい!そういうものだと納得してしまい当たり前の疑問すら目につかなくなる。今まで何で疑問に思わなかったんだろうと逆に不思議で仕方ありません。
2016/11/23
ネムル
写楽・北斎・広重の浮世絵三部作と同じように終わるんじゃないだろうなという不安がある。が、ゴッホについてちょいと知りたくて読んでるだけだから、とりあえず読み進めてみる。
2013/12/28
BIN
自殺したと思われる母の貸金庫に謎のリスト。ゴッホの未発表作品らしく、そこから事件が発生していく話。ゴッホの自殺の真相にも迫る!ゴッホについて詳しくないのでもっともらしく聞こえました。高橋さんの推理小説は初めてなのでどうなのかと思いましたが、面白く読めてます。真相がどうなのか気になります。写楽殺人事件の方を先に読むべきだったか(下巻少し読んでの感想)。
2021/10/16
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