ヴァンパイヤー戦争 11 (講談社文庫 か 54-17)
ヴァンパイヤー戦争 11 (講談社文庫 か 54-17) / 感想・レビュー
mnagami
スターウォーズ、インディージョーンズなどなどいろんな映画を詰め込んだような作品。まあどの巻も飽きさせない作者の力量に感服
2017/06/10
kuma-kichi
長かったような。しかし、もうちょっと盛り上がってほしかった。
2015/10/21
akiu
完結。最後は月面に行って宇宙戦争まで始めちゃったよ! いきなり舞台が変わったので、正直面食らいました。しかし、どんなにスケールが大きくなったとしても、この本の根底は変わらない。つまり「女の官能的な肉体こそおれをほんとうの世界に導くはずだ。そこで自分は、ほんとうの自分にめぐりあうことができる…」。解説も含めて、大作でありました。お疲れさまでした自分。
2010/03/16
くろう
遂に舞台は月面へ。地球の命運を握る亜空間兵器なども真空の世界に集結。日米ソの三国協議の代表に立てられた九鬼。滞りなく進んだかに見えた作戦も、やはり一筋縄ではいかず。核爆発の中でも生き延びたキキの頼もしいこと。対スペシネフ戦も想像以上にあっさりしていた。漸く辿り着いたゴール、そして、九鬼の正体は予想通り。最後ちょっと頭が追いつかなくて何回か往復して、なんとなーく事態を把握。思えば永い長い旅だった。次の三冊も買ってあるので近い内に手を出したいところ。
2020/02/11
プリザエース
間に別の本を挟みつつ14ヶ月かけて全11巻を完走した。作者のクセを掴みながら読むと情景の想像も容易になっていく。この巻では日米ソの合意部分に拘泥しているが、髙村薫や福井晴敏ほど文章が硬質ではないので、ああまたやってるな、で済ませるようになった。全編通じて時折偏った思想がいくつか浮上したが一貫して娯楽性が優先されていたので私は気楽に作品世界に没入できたが、そうでない人には向かない長編だろうと思う。今更80年代の小説を読むことで、暗いサブカル海の底でのんきに横たわる深海魚になったような良い時間が過ごせた。
2020/02/01
感想・レビューをもっと見る