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分冊文庫版 魍魎の匣(上) (講談社文庫 き 39-103)

分冊文庫版 魍魎の匣(上) (講談社文庫 き 39-103)

分冊文庫版 魍魎の匣(上) (講談社文庫 き 39-103)

作家
京極夏彦
出版社
講談社
発売日
2005-06-15
ISBN
9784062751117
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分冊文庫版 魍魎の匣(上) (講談社文庫 き 39-103) / 感想・レビュー

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mocha

分厚さに怯んで手が出せなかった「百鬼夜行」シリーズ。もっと怪談めいた話だと思っていたら、面白いミステリーだった。いろんな人物の視点で同時進行する話が、中巻・下巻でどう収束していくのだろう。京極堂の講釈はちょっと眠くなった。

2020/08/04

セウテス

京極夏彦氏二作目。武蔵小金井駅で起きた少女の転落事故に、偶然鉢合わせた木場刑事は付き添った病院で、少女の家族と会います。その女性は、木場刑事があこがれる女優美波絹子でした。彼は絹子たちに引き寄せられ、転院先の美馬坂研究所において、厳重な警戒の中少女誘拐事件に遭遇します。一方関口は雑誌記事のアルバイトで、バラバラ殺人事件を取材していて新興宗教へと辿り着きます。少女消失の謎とバラバラ殺人へ、しっかりと説明した上巻でした。前作より近代的な感じがして、物語に入り安かったです。まだ登場してない仲間も、気になります。

2014/11/01

がたやぴん

シリーズ2作目。慣れないと読みずらい文章に作中作まで加わり難解度が高い。木場刑事が事件を呼び込む。彼の主観が事件を複雑にしているのか、核心をついているのか、まだ判断はつかない。

2015/12/27

えみ

漫画で読んだものを分冊文庫で再読。漫画には漫画の良さがあるけれど、やっぱり段違いで小説の方が面白い!登場人物たちの心理や風景の細やかな描写は不穏な空気を直に感じさせてくれる。そして謎の友人消失、怪しい御筥様、魍魎封じ、久保竣公、箱·筥·匣…“ソレ”の正体を焦らされながら待ち焦がれるこの感じが堪らない!お馴染みの京極堂の語りが始まると「あゝ読んでる、奇天烈な事件が始まる」と恍惚とした幸福感で満たされていく。人間離れした思考を持つ者達が貪欲にこの世に求めたものとは?バラバラ殺人と少女転落事故、謎が始まる上巻!

2020/12/03

りょうこ

再読。これだけ分冊文庫で購入。京極堂出てくるの遅いなぁって思ったら出てきた途端いつもの京極節炸裂ww。早速中巻に行ってきます!

2015/01/16

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