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分冊文庫版 魍魎の匣(下) (講談社文庫 き 39-105)

分冊文庫版 魍魎の匣(下) (講談社文庫 き 39-105)

分冊文庫版 魍魎の匣(下) (講談社文庫 き 39-105)

作家
京極夏彦
出版社
講談社
発売日
2005-06-15
ISBN
9784062751131
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分冊文庫版 魍魎の匣(下) (講談社文庫 き 39-105) / 感想・レビュー

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mocha

下巻はほぼ京極堂の独壇場。役者を一堂に会しての謎解きならぬ「憑き物落とし」読み始めて3日、私に憑いていたもやもやとしたモノもきれいさっぱり落ちた。私もまた小説を通して他人の人生を手に入れたがる蒐集家なのだ。ついに上梓なった関口の本を読んでみたい。

2020/08/06

りょうこ

終わった〜!長いようでて分冊文庫だったのであっという間に終わった!結末はなんとなく覚えてたけど...。細かなところが覚えてなかったので読後感満足!結構あっけなく御筥様の憑き物落とし終わったな..。やっぱ京極堂面白い!

2015/01/17

がたやぴん

分冊の最終冊。物語を通して感じるものは通常のミステリを読んだ時のような爽快感はなく陰湿な後味。人間の業に焦点を当てた作品。頼子や陽子や美馬坂、久保はもとより雨宮こそが読了後に辛さを増幅している。また、魍魎の解釈には納得できるものがある。人が作り出す業の位置づけとして魍魎という名称を活用したにすぎないのかもしれないが納得してしまう。妖怪や幽霊には興味は薄いが、人が作り出す禍々しいものには惹かれてしまう。

2015/12/27

セウテス

二本の腕は、やはり頼子のものだった。青木刑事は犯人を捕まえるべく自宅にのりこむが、反撃にあい取り逃がしてしまう。部屋から箱に入った頼子の遺体が見つかり、後は犯人を捕まえるだけだった。ところが新たな腕が発見され、京極堂たちは木場刑事を追って、事件解決の為に一堂に集まった。ついにクライマックスという話の運び方は素晴らしく、否応なしにも期待かんは盛り上がります。余計に思われる京極堂のうんちくも、丁寧な伏線だった事が判ります。結末の場面も、正にタイトルと叫ぶ程の印象の凄さでした。本の厚さは、全く気になりません。

2014/11/03

山犬

下巻に入って解決編に入ってからの面白さがいい!事件の解決を読むときは、完全に関口視点で読んでいました。一つ一つの事件が解決されるたびに飲み選り込みます。思わず後半一晩で一気読み

2017/10/05

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