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さらに・大人問題 (講談社文庫 こ 57-2)

さらに・大人問題 (講談社文庫 こ 57-2)

さらに・大人問題 (講談社文庫 こ 57-2)

作家
五味太郎
出版社
講談社
発売日
2005-07-01
ISBN
9784062751285
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さらに・大人問題 (講談社文庫 こ 57-2) / 感想・レビュー

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鷺@みんさー

さすが五味さん。発行は99年だけど、既に現在様々に問題になってるあれこれを、ズバッと斬って斬って斬りまくっている。五味さんの理論は時にアバンギャルドすぎて私にはちょっと無理、と思うこともあるけど、おおむねすっきりする。一言で言うなら「同調圧力(ピア・プレッシャー)」を強いる大人のせいで、子どもがめっちゃしんどいよという話。ほんとにねぇ。閉塞感のある世の中にますますなっておりますなぁ。はぁ。やれやれ。しんどいぜ。大人になってもしんどいぜ。

2018/05/31

花男

他人の許可を得ないと何もできない大人。 自分の事ぐらい自分で決めろ。自分よ。

2022/07/21

ゆまたろ

「明るく楽しげな雰囲気の中で、無意識、無自覚で行われる人権の侵害が一番悪質です。」と子どもを「年齢によって差別」していると断じます。耳が痛い訴えが多いです。確かに、と思いながら、大人も差別に苦しんで、現状は変えられないんだろなと諦め…ちゃダメなのかな。

2016/11/09

kaze

★★★まえがきで本人も言っているようにこれは五味さんが「大人(の・が・は)問題」を面白がってるだけなのだけれど、長年大人をやってるこちらにはグサグサ痛いところを突かれまくりなものだから、ついマジに受け止めて深刻に考えたり反省したりしてしまう。人生の理想形が、「軽い義務を果たしていればとりあえず日々が過ぎていき、なんとなく楽しげな雰囲気の学生時代」にあり、大人になっても結局それをやっているという指摘にはぐうの音も出ません。まさしくその通りでございます。中学生の息子は実に楽しげに読んでおりました

2013/02/05

西澤 隆

あちらこちらを拾い読みすると「そうだよなあ」と思い、通して最初から最後まで読むとちょっと辟易(笑)。オオマジメに受けとっちゃいかんよね。これは、たけしが週刊ポストでやってるヤツとか、談志の書き飛ばしエッセイみたいなもの。思いつきをぽんぽんと並べながら読み手を挑発しているものなのだろうな、と。だからこちらもニヤニヤしながら「なるほどねえ」「ちげーよ」と言いながら読むくらいがちょうどいい。そういう意味では絵もモノクロになりずっと行間が詰まる文庫より判型の大きな元本で読むとかなり印象がちがう本になる気がします。

2017/02/10

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