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マリオネット園: 〈あかずの扉〉研究会首吊塔へ (講談社文庫 き 48-4)

マリオネット園: 〈あかずの扉〉研究会首吊塔へ (講談社文庫 き 48-4)

マリオネット園: 〈あかずの扉〉研究会首吊塔へ (講談社文庫 き 48-4)

作家
霧舎巧
出版社
講談社
発売日
2005-09-01
ISBN
9784062751810
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マリオネット園: 〈あかずの扉〉研究会首吊塔へ (講談社文庫 き 48-4) / 感想・レビュー

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W-G

今回は研究会への挑戦的事件。塔のスローブってそんなにツルツルで急勾配なの?と読んでいてずっと疑問だった。しかし、謎解きがややこしい、というかどの推理のどの点が確定しているのかが中途半端な記述のままにポンポン次の推理に移項していくのが読みづらい。ワトスンが事実を小説にして発表、という本格の慣習を利用し、本作でもカケルが霧舎巧としてデビュー予定となるが、下手なバカミストリックよりもよっぽどあり得ないのでよした方がいいと思う。私だったらサークルから除名して友達やめる。友情マンセーなシリーズだけに気になる。

2016/12/04

ナルピーチ

シリーズ4作目の舞台は閉園となったテーマパーク内に聳え立つ首吊塔。1通の手紙が《あかずの扉》研究会のメンバー達に難題を突き付ける。それはまさにフーダニットの嵐の幕開け!この難解な事件をどうやって解決へと導くのか。今回はパートを2つに分けて、塔内で起こる事件を後動さんが、塔外で起こる事件を鳴海さん中心に展開していく。メンバーそれぞれの関係性が色々と気になっていくなか、本作以降の続編がでないまま既に20年が経過。これで終わりなのだろうか。消化不良感が漂う中、新作に期待が溢れてしまう。

2021/12/27

ダイ@2019.11.2~一時休止

《あかずの扉》研究会その4。カケルの正体?にまずビックリ、暗号解読もいい感じ。

2014/04/05

セウテス

《あかずの扉》シリーズ第4弾。今回も、後動と鳴海の二人の探偵役が、別々の場所にて活動し、やがて集合して行くパターンは顕在。クイズの様な犯人からの挑戦に、ミステリ好きとしては解答するのがとても楽しい。大掛かりな建物のトリックから、ちょっとしたミステリの小話まで、作り込んだ感が本当に良い。しかし何と言っても、印象を強く残す様な伏線の置き方に、見事な回収と正にプロの技です。4作目となるとキャラの人柄もかなり解ってきて、身近に実在する様な親しみが湧きます。これからという処、続編が出ないのは残念どころの話ではない。

2017/07/09

へくとぱすかる

これで4冊とも読了。集中して読んだので、シリーズ感を一気に楽しめた。別々の事件でありながら、微妙につながることも趣向のひとつ。建物によるトリックもシリーズの特徴。読むたびに唸ってしまう完成度だ。ただ推理の過程が難しく、私にはとてもついていけない。登場人物のレベル全員高すぎますね(笑)。ところでユイとカケルのその後が気になる。今や17年後ですよね。

2018/01/20

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