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猫丸先輩の推測 (講談社文庫 く 43-2)

猫丸先輩の推測 (講談社文庫 く 43-2)

猫丸先輩の推測 (講談社文庫 く 43-2)

作家
倉知淳
出版社
講談社
発売日
2005-09-01
ISBN
9784062751834
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猫丸先輩の推測 (講談社文庫 く 43-2) / 感想・レビュー

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セウテス

猫丸先輩シリーズ第4弾。〔再読〕6作品の短編集だが、そのタイトルがひと癖あるのが良い。例えば「夜届く」はディクスン・カーの「夜歩く」、「失踪当時の肉球は」はヒラリー・ウォーの「失踪当時の服装は」を捩ったという具合である。ある意味神出鬼没な猫丸先輩が、ひょうひょうと謎を解いていくのだが、その目の付け所にハッとなる。この他の人と少し違う方向からの考え方により、明らかになる合理的な推測には唸らされる。猫丸先輩と仲間たちが織り成す会話も、ほっこり愉しくて仕方がない。またしばらくしたら、読もうと思うシリーズである。

2019/08/21

takaC

「推測」だけに答え合わせがあったのは6篇中1篇だけだった。たぶん。言葉遊び的な文章が自分の性に合ってテンポ良くスラスラ読めた。

2015/05/15

ダイ@2019.11.2~一時休止

猫丸先輩その4。短編集。誰も死なないから日常の謎に近いのかな?。カラスの動物園がよかった。

2013/09/18

yanae

倉地さんのブラックユーモアいっぱいの短編集「豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ事件」を読んだときに、猫丸先輩を知り(笑)ようやくシリーズに手を出せました♡あとがきの加納さんがすべてを語る通り…「推理」じゃなくて「推測」なんです!推測だからそこになんの責任もない(笑)猫丸先輩らしいー!あとがきよかったです(笑)本編ももちろん。印象に残ったのは一作目。発想の転換に驚き!ひょうひょうとしてる猫丸先輩、次に会えるのも楽しみです♡

2019/06/24

たか

ちょっと奇妙で迷惑な日常の謎を、年齢不詳、職業不明、童顔、猫のような真ん丸い目の猫丸先輩が推測していく、ほのぼのミステリ。 このシリーズの特徴は『推理』ではなく『推測』であるということ。 真実が明らかになるのではなく、あくまで猫丸先輩の『推測』という形で終わるところが面白い。 癒し系の猫丸先輩がいい味を出している。C評価

2019/02/02

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