プチ美人の悲劇 (講談社文庫 む 23-3)
プチ美人の悲劇 (講談社文庫 む 23-3) / 感想・レビュー
銀木犀
あたしはちょっといけてると信じ、過去の栄光を100倍に膨らませて生きる女・・・「プチ美人」ということだが、そんな二人の対談。プチ美人って名のるだけの自信はあるんだなー、もてたことがあるだけいいじゃない、とも思うが、バブリーな価値観を引きずりがちな世代の話だなあと思う。「過去の栄光」が一見華やかでも、夫に捨てられたり、男に貢いだり、マイナスの方向にも華やかで、そのへんが悲劇ってことか。
2009/03/04
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