推定恋愛two-years (講談社文庫 も 31-2)
推定恋愛two-years (講談社文庫 も 31-2) / 感想・レビュー
cithara
著者が男性であることが一番の驚き。あとがきで知ったので尚更である。名前に「美」の字が入っていることや、著者と同業の吉元由美さんも杏里に作詞提供していたことが頭にあって「妙齢の女性心理がわかっているなぁ」と思っていたから。確かにこの小説は簡単に読み終える「一駅小説」だった。重いテーマの小説の間に読む本としては実に適切。『ViVi』に連載されていたのね。だから結婚前の若い女性をターゲットにしているのか。「ねぇキスしようか」「おねえさん、大胆だね」馬鹿ップル(?)の会話を読み流す、己の鉄面皮が哀しい。
2019/05/29
ふゆみん
「銀紙」より、 上辺はきれいな銀紙を纏っていても、一皮剥けば心のどこかで彼女を見下している甘い優越感で固まっている。 すごい文。 「毛玉」と「ペット」もいいです。
2020/05/29
もりみん
タイトルを見て気になり、ふと図書館の棚から抜き出した本。裏表紙の紹介文が自分の今の状態と似ていたため、思わず借りてしまったが…あっさりしすぎていて物足りない。登場人物も皆単純というかなんというか、薄っぺらい。超短編であるため、物語の展開はあっという間だ。さらさら読んでしまい、何も残らなかった。
2016/05/16
まー
★★★☆☆ 1話10ページ弱の恋愛に関する超短編集。 あとがきに記載の通り、普段小説をあまり読まない人にはいいかもしれないけど、小説読む人には物足りなす。 一つ一つの話は甘酸っぱい系だったり、けだるい系だったりといろいろあっていいんだけどね。 短いから物足りなさがある。 この人の長編があったら読んでみたい気にはなりました。
2016/02/28
遠い日
070524【読書ノート/ひとことメモ】小洒落たワンシーン。
2007/05/24
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