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ときめきイチゴ時代: ティーンズハートの1987~1997 (講談社文庫 は 76-1)

ときめきイチゴ時代: ティーンズハートの1987~1997 (講談社文庫 は 76-1)

ときめきイチゴ時代: ティーンズハートの1987~1997 (講談社文庫 は 76-1)

作家
花井愛子
出版社
講談社
発売日
2005-10-01
ISBN
9784062752282
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ときめきイチゴ時代: ティーンズハートの1987~1997 (講談社文庫 は 76-1) / 感想・レビュー

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なるときんとき

ティーンズハート全盛期から下火になるまでを火付け役の花井愛子さんが記憶で語った本。「マジメでカタイ本」という割に花井愛子文体(句読点かぎかっこ多めの喋り言葉風)。興味深いエピソードが多かった。初期のティーンズハート編集部は2つあって、花井さんのいた3局企画部は自由に動け、花井さんの若さと勢いとコピーライターとしての腕でヒットにつながったようだ。

2019/05/10

ティーンズハートの看板作家だった花井愛子さん。花井さんがティーンズハートに関わるようになったときから書かなくなるまでの色々を綴った暴露本。なんていうか変わった人なんだなあ花井さん……という感じ。凄まじいバイタリティで本を売る!ということに対してとても戦略的で。少女小説についての本なのに、ロマンチックさの欠片もないという変わった本だった。

2016/01/23

schizophonic

一大少女小説ブームを巻き起こした講談社X文庫ティーンズハート。その中心作家だった花井愛子の回想録。広告業界出身の経験から、かなり戦略的に文体やパッケージをつくりあげ、マーケティングなき出版業界と悪戦苦闘しながらも、十代の女の子に寄り添った小説を書き続けた。結果、少女小説ブームの終焉とともに、不遇の時代を迎えるわけだが、そのとき読みたいと思う小説を提供することに専心する姿勢は、エンタメ作家の鑑ですな。

2014/04/09

いちこ@文庫派

中学生のころは完全にティーンズハート派でした。花井さんの書いてらした通り、イラストが固定の方の方が馴染み深かったですね~小林深雪さんとか折原みとさんとか。ひさしぶりに図書館でちょっと書庫から出してもらおうかしら~と思ってしまいました。

2012/05/13

すばる

面白かったのだけどとにかく作者の自己弁護が凄かった。言い訳満載と言うか。あとがきの「単行本にしたかったけど売れないから文庫になった」とか「小田和正にコメント貰おうとしたけどダメだった」とか書く必要ある?w

2019/02/19

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