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みちたりた痛み (講談社文庫 あ 98-1)

みちたりた痛み (講談社文庫 あ 98-1)

みちたりた痛み (講談社文庫 あ 98-1)

作家
甘糟りり子
出版社
講談社
発売日
2005-12-01
ISBN
9784062752619
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みちたりた痛み (講談社文庫 あ 98-1) / 感想・レビュー

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アコ

帯にある「私は、いったい、何が欲しいんだろう――。」という言葉がピッタリな連作短篇集。とーってもバブリー!車はメーカー名の後ろになにやら記号がつくとこまでが名前だったり金曜日の午後に週末用のパンをパーク・ハイアットまで買いに行くとかそういう。わたしには縁がないし、きっとこのような生活をしている友だちもいないだろうし、まず通勤電車内で読む本ではないよなぁ(笑)とおもいながらの読了。林真理子作品の世界に少し似ているけれど、林さんのほうが断然上手いなと感じた。甘糟さんはね、...ちょっとやりすぎかな。

2013/06/18

にゃーこ

登場するレストランには微塵も興味がなかったけど、面白い読み物でした。非日常感が素晴らしくて、これぞ小説ってかんじ。

2018/01/31

Reina R

実在するレストランの名前がそれぞれのタイトルになっている連作短編集。うーん、人間の欲がもっとドロドロと濃厚な感じで描かれているのを期待していたのだけれどなんか拍子抜けだったかも。出てくる登場人物達の金持ち度合いが桁違いで全く感情移入できなかったのも要因の一つかな。でも、文中に登場する料理は純粋に美味しそう

2014/03/15

N・Toshi

こんな高級レストランやバーに通える身分になってみたい。登場人物たちは全然楽しそうじゃないけど。悲しみのセレブ英子と正博が絡む「キャンティ」が良かった。

2014/10/11

あゆみんぐ

都内の華やかなレストランを舞台にした短編集。一万円札をなんとも思わないようなお金持ちたちのさらっとした都会の小説なので、話の内容より登場人物の目に映るお店の様子とかお料理の描写に興味を引き付けられる。いいなこんなうっとりした夜。一年に一回くらい行きたい。

2013/01/14

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