十二月のひまわり (講談社文庫 し 76-1)
十二月のひまわり (講談社文庫 し 76-1) / 感想・レビュー
りゅう☆
境遇の違う幼馴染と立場が逆転したのものの、二転三転する事実に驚きの『十二月のひまわり』。幼き頃川辺でのキャッチボールした綺麗な思い出はほど遠く、でもずっと信頼してきた兄貴分の本心を知った時、予想していたけど落胆と切なさがなんともいえない『切り札』。昔の恋人の本当の心情を彼女の母からの手紙で知った時、これまで辿ってきた人生に後悔を感じずにいられなかった『淡水魚』。かつての師匠と同僚のために再び勝負に挑む姿に熱いものを感じた『車券師』。娘が監禁され自分自身も拉致され振り回されるも、徐々に真実を語り合ううちに→
2024/07/21
背番号10@せばてん。
2006年1月18日読了。白川氏の短編集。登録数の少なさに、やや唖然。
2006/01/18
みやこ
これからってときに結構あっさり終わる感…一つ一つじっくり読みたい!
2016/02/21
たに
★4 白川氏らしい5編の短編集。全てに余韻を残したものとなっている。解説にも書かれていたが、白川氏が自身も熱中していた競輪を題材に書いたものは珍しい。梨田の病葉(大好きなシリーズである)など、麻雀は多いが…個人的には淡水魚が良かった。
2016/03/06
波切
白川さんらしい。ただ読み進むうちに前後の話と混同しそうになるほど、雰囲気が同じ。。。
2014/09/04
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