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鳴風荘事件 殺人方程式II (講談社文庫)

鳴風荘事件 殺人方程式II (講談社文庫)

鳴風荘事件 殺人方程式II (講談社文庫)

作家
綾辻行人
出版社
講談社
発売日
2006-03-15
ISBN
9784062753111
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鳴風荘事件 殺人方程式II (講談社文庫) / 感想・レビュー

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absinthe

殺人方程式の続編。面白かったけど、トリックはあいかわらず無理があるなぁ、でもabsintheにはこのトリックは解った!前作に比べると探偵と被害者の個性だけが強すぎて、周辺人物が置物みたいになってしまった。ドラマの発露というか、もう少し個性を出してほしかったかな。また、事件解決に前回のような数式が出てこなくて残念。absinthe、殺害とあの謎はわかったけれど、犯人ははずしてしまった。

2020/01/22

ナルピーチ

殺人方程式シリーズ第二弾。奇天烈な洋館を舞台にした王道ミステリー。このシリーズらしく今回も叙述ではなく物理ネタを用いたトリックに翻弄する。全体を漂う雰囲気やキャラ設定、演出がとても良くロジカルに徹しながらも軽いタッチの会話劇のおかげでサクサク読める。そして今作では「読者への挑戦」が付されているとあって、丹念に読み進めたのだがやっぱり撃沈…。本作以降の続編がないまま数十年、あとがきにも触れられていただけに寂しさが募る。本音を言うとカナウとヒビクの掛け合いと活躍をもっと堪能したい。このシリーズ、復活希望です!

2023/12/10

K

殺人方程式の二作目。今回もまた叶と響が入れ替わってる(笑)タイトル通り、本作でもトリックの推理過程ではまるで方程式を解くかのように1つ1つの可能性を判じながら真相に近づいていく。響によるところの"形"を合わせていく行程ですね。読み進めていけば「ふむふむ、なるほど」といった感じで至極当たり前な事のように納得できるのですが、実際ゼロから推理するとなると中々に手強い。読者への挑戦では毎回気持ちよくコテンパンにされてます。この愚直なまでのフェアな勝負を提供してくれる作品だからこそ愛して止まないんですよね。

2018/10/02

ダイ@2019.11.2~一時休止

殺人方程式その2。挑戦状付きでこの舞台設定ならではの何かがあると思っていたが関係なくて騙された。

2013/11/19

相田うえお

★★★☆☆22005【鳴風荘事件 殺人方程式II (綾辻 行人さん)】シリーズ2作目!1作目未読なんですが楽しく読ませて頂きました。タイムカプセルを掘り出すために当時の同級生と関係者が信州八ヶ岳に集まったのですが、泊まったその夜に殺人が〜!と流れていきます。本作品は『鳴風荘』などと建物名称がタイトルに使われていたり、建物の平面図などが作品内に用意されてはいますが、館シリーズではありません。本文途中で、先生から『読者の皆さん、犯人は誰か分かったかい?』みたいな挑発有り!でも、当方、まったく分からず〜!

2022/01/08

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