考えない世界 (講談社文庫)
考えない世界 (講談社文庫) / 感想・レビュー
masa@レビューお休み中
詩のような、哲学のような、寓話のような…。抽象画の横に添えられた言葉。考えない世界とは、どういったものなのかということを原田宗典が言葉で表現している。考えない世界とは何なのか?そんな世界は存在するのか?考えない世界とは、悟りとか無我の境地といった特別な意味合いを含むものなのではないか。選ばれた人、特別な人にしか辿り着くことができない場所に思えてしまうのだが、ここではそういう言い方はしていない。むしろ、誰でもできるような気軽さで問いかけているような気がする。
2013/01/29
神崎
絵本。文がかなり抽象的であるのに、絵がマッチしていやがる。すごい才能だ。ああくやしいなぁ。感動で全身に鳥肌たつなんてはじめてだよ。考えない、考える、考えられない。考えられない世界なんていやだ。
2011/07/06
こま
考えない時に現れる(脳内?)世界は考えると見えなくなるから、考えると駄目とかパラドックス過ぎて考えてるうちに訳分からなくなる本。よくぞこんな本に挿絵付けようと思ったなって感心するし、その訳の分からない文に合った絵が書けると感服する。
2014/11/12
おっちゃん
絵と詩?が目を瞑って考えない世界を考えてしまった時のようにリンクする。
2013/07/28
hazukit
内容も絵も抽象的、あいまいなのに、すごいインパクト
2012/09/01
感想・レビューをもっと見る