ビート・キッズ―Beat Kids (講談社文庫)
ビート・キッズ―Beat Kids (講談社文庫) / 感想・レビュー
九月猫
いやぁもう……アンタら泣かさんといてえなぁ。みんなまだ子どもやのに…いや ちゃうわ、子どもやさかい、やなぁ。それぞれ胸にいろんなもん抱えてんねんね。それもけっこう重たいもんを。おばちゃん、うるうるし通しやったわ。でもそんな重たいもんを弾き飛ばすほどのパワーもアンタらは持ってるんやね。キラキラと眩しいて、ちょっとうらやましくも感じてん。アホやけど家族思いで心根の優しい英二と、天才でワンマンでみんなから距離を置かれてる七生。正反対のようで、ええコンビの二人から発される熱いビートに、読んでるほうも熱うなったよ。
2016/07/01
Pure
メッチャ、良いです!超お薦め!児童文学新人賞三賞独占は、伊達じゃないです。笑えます、泣けます!ってことで特に感想を書く必要も無し(笑)。児童文学の分類は分類のための分類。ビート・キッズ2も積んであるので楽しみ~(^-^)。
2014/09/07
たらこりっぷ
ブラスバンドを扱った小説というだけで、無条件に読み始めてしまう私。児童文学というジャンルかもしれませんが、自分で音楽を奏でた経験のある大人であれば十二分に楽しめます。みんなで創り出すときのワクワク感は人生の中でもそうそうありません。発見だったのは、関西弁がここまでパーカッションのリズムと親和性があるということでした。標準アクセントではこうはいきません。
2014/01/21
蕭白
久しぶりに再読。一芸に秀でているのは羨ましいです。
2019/04/08
あーる
★★★★☆児童書と侮ってたけど、泣いてしまったー!登場人物みんな良い子っ!純粋!優しい世界。心が洗われます。子供の頃って、自分が見てもらえないとか構ってもらえないとか、そんな気持ちになることあるけど、拗ねずに真っ直ぐ頑張る主人公が良い子すぎて泣ける!短くてすぐ読めるのでおすすめ。
2017/03/16
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