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ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル (講談社文庫)

ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル (講談社文庫)

ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル (講談社文庫)

作家
今野敏
出版社
講談社
発売日
2006-05-16
ISBN
9784062753982
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ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル (講談社文庫) / 感想・レビュー

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absinthe

青赤黄緑黒、5人衆の青山の話。(特撮戦隊モノではない)今回の作品は心霊現象としか思えない不思議な現場と現象を解き明かしていく。霊能者と心理学者の対話も楽しい。種明かしはちょっと強引な感が拭えないのだが、事件解決のために彼がやった作戦は見事。最後のアイデアが話をピリリと締めた。「ねえ、僕、もう帰ってもいい?」

2020/09/07

麦ちゃんの下僕

オーディオブック+文庫本。STメンバー5名それぞれにスポットを当てる「色」シリーズの第1弾…今回のメインは文書鑑定のスペシャリスト・青山翔。TVの心霊番組の撮影が行われていたマンションの1室でスタッフが首を折って死亡した…果たしてこれは事故か?殺人か?それとも霊障か!?(笑) 2003年の作品ですのでビデオテープが重要なアイテムとなっている点に時代を感じる他、ミステリーとしてもツッコミどころは多々ありますが(苦笑)…とにかくこのシリーズは“キャラ”を楽しむ作品ですので、その意味では成功していると思います。

2022/11/26

ノンケ女医長

表紙も、タイトルにも青の文字。美しさに誰もが振り返り、業界のマネージャーから「あの…、芸能界の仕事って、興味ないですか」と、ふいに聞かれてしまう美貌の持ち主、青山翔が中心となって犯罪が解決に導かれると想像しながら読んだ。豊かな個性の他班員も個々に活躍し、怪奇現象が科学と論理で解決されていく。その作風が、流麗とは少し言いにくい気も。たくさんの警察小説を描き切って来られた著者なら、捜査権限のない警察職員が勧善懲悪を実現する小説で、登場人物たちに過多な個性を付与しなくてもいいのに、と少し思った。

2023/10/09

再び読書

軽く面白く読めるのだが、隠蔽捜査シリーズに比べると物足りなさは致し方ないのかも知れない。テレビ業界のドロドロが少し裏に透けて見えるが、犯罪者の底の浅さが見える。積読で赤、黄、緑、黒と買ってしまったが、ぼちぼち読んで以降と思います。しかし、STメンバーの異能には相変わらず、感心させられます。

2015/09/09

KAZOO

今回からのSTシリーズはメンバーの名前からきているのでしょうね。テレビ局のディレクターの死と霊感などが絡んでいくのですが、題名通り青山の活躍が大きなウェイトを占めていきます。最初は反発していた刑事も徐々に取り込まれていく感じがします。最初のころに比べるとミステリー的な要素が増えてきたように感じました。

2015/08/12

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