先崎学の実況! 盤外戦 (講談社文庫)
先崎学の実況! 盤外戦 (講談社文庫) / 感想・レビュー
緋莢
大阪での対局に向かう新幹線の中で、腕時計を忘れた事に気づく。露天商で安いのを見つけ、買ったが、すぐに壊れてしまった。不安を覚えながらも対局に向かって・・・今まで観たナンバーワンの映画をめぐるアレコレや、神吉宏充と組んでやっていた「将棋パトロール」について、唐突に眼の手術を受けようと決意したことなど、ほぼ書き下ろしのエッセイ集。
2017/02/12
しーふぉ
棋士のエッセイだけど、あんまり将棋の話題は出てこなかったりする。ゲラゲラ笑える訳ではないけれど、悪くない。
2016/08/26
kaoru
「ほぼ書き下ろしエッセイ」のこの作品。作者は将棋の棋士・先崎学さん。棋士が「書き下ろし」でエッセイを出している時点で作者の人気が分かります。将棋以外の話も面白いので、将棋が分からなくても楽しめます。
2016/05/31
緋莢
お金が無い若い頃にお世話になった立ち喰い蕎麦の思い出、“千日手”となってしまった対局翌日に参加したイベントでの思わぬ悲劇、近視矯正手術を決意し、受けた際の顛末・・・ミステリィ作家・森博嗣との対談も収録した(ほぼ)書下ろしエッセイ。
2014/01/07
hirayama46
2006年刊行で、ほぼ書き下ろしのエッセイと森博嗣との対談が収録されています。将棋にまつわる話ばかりではなく、身辺雑記的なエッセイが主体なので、将棋の知識はまったくなくても軽く読めると思います。対談は将棋AIがまだ人間に及ばなかった時代で、隔世の感があります。
2022/06/23
感想・レビューをもっと見る