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被害者は誰? (講談社文庫)

被害者は誰? (講談社文庫)

被害者は誰? (講談社文庫)

作家
貫井徳郎
出版社
講談社
発売日
2006-05-16
ISBN
9784062754064
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被害者は誰? (講談社文庫) / 感想・レビュー

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nobby

いつもながらの貫井さんを思って読むとド肝を抜かれる笑撃作!頭脳明晰容姿端麗ベストセラー作家 吉祥院と彼を先輩と慕いながら当てにする刑事 桂島による連作短編は、ユーモアに溢れて実に面白い。そこに繰り広げられるミステリが犯人についてwhoやwhyではなくて、被害者や目撃者はたまた探偵役を問うのがまた斬新。全体的に緩めな雰囲気をガンガン読めるが、最後にはかなり巧妙な仕掛けを目の当たりにして感服そして満足♬どれも言葉とか文体など小説という媒体でこそ成り立つ遊びが絶品!こんな楽しい体験、これからも是非お願いしたい!

2019/11/17

chiru

ユーモアたっぷりで面白かった!だけどしっかり推理力を試される連作ミステリー✨「被害者は誰?」「目撃者は誰?」「探偵は誰?」「名探偵は誰?」…桂島刑事が持ちこむ迷宮入り寸前の4つの難事件。謎解き担当は超イケメンで超自己中の売れっ子作家。彼と桂島刑事の掛け合いがクセになるほど面白い😉追いかけていた謎がくるっと一回転するのがスゴイ‼ 隠し味のように効いてくる伏線の数々を読み返すと2度楽しめるのも嬉しい🎵『名探偵は誰?』には見事に騙されるけど清々しい✨最後の最後にひつくり返される完全無欠のトラップに完敗!★4

2021/04/27

takaC

「探偵は誰?」では、吉祥院の小説も読めるが、凡作だよな。

2008/04/23

ミッフー

珍しいタッチの短編推理小説📖確か貫井さんの本を買ったはずなのに🤔間違って有栖川さんの推理小説買ってしまった⁉️と、思わせる貫井さんらしからぬ軽ーい内容😅4作が全て意表を突かれ探偵ミッフーの推理は大外れ🤣被害者は誰?では男と女の区別もつかず、名探偵は誰?では主人公入れ替わってるのに中々気が付かず💦まだまだ修行が足りません😆でもな〜、やっぱ貫井さんは慟哭、乱反射、愚行録といった暗くて重くスッキリしない後味感の方が個人的には好きだな〜✨読後は「あー面白かった👍」だけで数日で内容忘れてしまいそう😩

2020/03/08

アッシュ姉

コメディタッチが新鮮!ノリノリで書いたと思わせる会話が楽しい。超絶イケメンなのに性格に難ありな名探偵に振り回される助手という設定は王道ながら、犯人当てではなく被害者や目撃者はたまた探偵を推理する謎解きは斬新。ライトに見せてちゃんと練られており、迷探偵のわたしは完敗。さすが貫井さん。

2020/08/17

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