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悪魔と詐欺師〈薬屋探偵妖綺談〉 (講談社文庫)

悪魔と詐欺師〈薬屋探偵妖綺談〉 (講談社文庫)

悪魔と詐欺師〈薬屋探偵妖綺談〉 (講談社文庫)

作家
高里椎奈
出版社
講談社
発売日
2006-06-15
ISBN
9784062754262
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悪魔と詐欺師〈薬屋探偵妖綺談〉 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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優希

面白かったです。場所も日時も異なる無関係な死にまつわるミステリー。全て解決したはずながら、共通点を追い詰めていく。視点が変わるので、連作のように読むことができました。最後に全てのミッシングリンクが1つに連なったときは鳥肌が立ちます。「悪魔」と「詐欺師」の意味が分かるのが気持ち良いものですね。リベザルの成長物語としても読むことができました。

2018/01/06

エンブレムT

あぁ~赤毛の少年よ!キミの名前はリザベルじゃなくてリベザルだったのかー!!ってなわけで、本編の解説者・朝香祥さんと同じく3作目にして自分の読み間違いに気が付いたという『薬屋探偵妖綺談シリーズ』。変な汗をかきながら読了しましたw・・・自殺、事故死、殺人として全て解決したはずの6人の死の真相をめぐる、人と妖怪と悪魔が絡む物語。凝りすぎて変調ばかりしているうちに主旋律がわかんなくなっちゃった曲のような印象ではあるんだけど、底に流れているテーマは切なく好みではありました。作者の文章力向上を切に願っておりまする。

2012/06/18

たるき( ´ ▽ ` )ノ

シリーズ第3巻。ああ、そういう事なのか・・・!と最後まで読んで納得。このシリーズならではの解決ポイントだった。だんだんと人物像がくっきりしてきて、これ以上踏み込んでいくのが怖い気がしてきた。

2019/04/07

空猫

文庫再読。3作目にして完全な妖綺談でゼロイチが「悪魔的能力」を持たなければ成立しない。ただし、悪魔がこうした契約を遂行できると事前に示されないため、読者には事件の真相を看破することが不可能で、ミステリとしては無理筋。6人の被害者の共通点について推理しても、6つの「殺人」を解決したことにはならない。各章が断片であること、会話文に省略と暗示、韜晦の多いのもマイナスに働き、軸を捉えるのが困難で物語としては評価不能。リベザルとその関係者の心を描く成長譚としては良い話・良い台詞が盛り沢山で、そちらだけを追うのが吉。

2015/07/09

かのん

シリーズ3作品目。いろいろ事件が起き、知人が関係してることもあり、リベザルが捜査に参加する。座木の優しさや葉山の協力によって、リベザル凄く頑張ったなぁって褒めてあげたい。今回のことで、リベザルは、物凄く成長したなぁと思う。これからどんどん成長していくのだろうなぁと思うと楽しみ☆

2020/03/15

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