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コッペリア (講談社文庫)

コッペリア (講談社文庫)

コッペリア (講談社文庫)

作家
加納朋子
出版社
講談社
発売日
2006-07-12
ISBN
9784062754453
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コッペリア (講談社文庫) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆18062 芸術は爆発だ!この小説も爆発だ!一般的感覚から乖離した世界観にびっくり。狂気すら感じる場面もあり、今までのイメージからは考えられない異色の作品? 【脱線話】照る照る坊主、誰もが一度は作ったでしょ?これ、顔を描かずに のっぺら坊で吊るすのが正しいとの事。雨になっちゃった人は顔を描いてたかな? 【ついで話】「痛いの痛いの飛んでけー」って小ちゃい頃やってもらった記憶があるけど、痛いの飛ばない。。【おまけ話】蚊に刺されたらポコペンと爪で十字に凹ませると痒くないというが、、やっぱり痒い。。。

2018/08/06

ダイ@2019.11.2~一時休止

人形に関わる人たちの物語。加納さんにしては重い雰囲気。中盤くらいで事件が解決?してしまうが、三章の解決編?を読んで騙されていたなと後で気づいた。

2014/10/01

papako

期待以上に楽しめた!人形に執着する人たちの愛の物語。ただの人形フェティシズムにとどまらない。加納さんってこういうトリック使ってましたっけ?アリスシリーズは近いのか?叙述トリックで、??となりましたが、最後はとても可愛らしい結末に。結婚しよう?と言われたまゆらの一言、効いたなぁ。不器用な彼女、もう少し素直になれていれば違った幸せもあったのかも。創作人形という特殊なアイテムがうまく機能して、物語の世界の深みにつながっていたと思います。満足です。さてさて後は最新刊!

2018/04/25

ジンベエ親分

加納朋子には珍しく長編で、珍しく人が死ぬ話で、珍しくカリカリにトリックを張り巡らせた小説だった。人形に執着する、というより人形にしか執着できない欠落した男2人と演技することしかできない、やはり欠落した女の視点が交互に語られる。彼らはある卓越した人形師を通して結びついているのだが、中盤でどんでん返しが。普通ならできるだけ最後に配置するどんでん返しを中盤過ぎに惜しげもなく曝したり、この著者には珍しい技巧を凝らしたりと特異な作品なのだけど、紛れもなく加納作品。何よりこんなに高慢チキな聖子が魅力的なのが凄い。

2018/07/05

KAN

さすがです。気づかなかった。

2016/11/01

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