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タイムスリップ明治維新 (講談社文庫)

タイムスリップ明治維新 (講談社文庫)

タイムスリップ明治維新 (講談社文庫)

作家
鯨統一郎
出版社
講談社
発売日
2006-07-12
ISBN
9784062754491
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タイムスリップ明治維新 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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チアモン

今回のタイムスリップは麗がするのか・・・。幕末や明治維新のことが分かりやすく描かれていて、歴史が苦手私でも楽しく読めた。鯨さんの書いた歴史物小説??シリーズはたまに読みたくなるんだよなぁ。今回もハチャメチャ感が満載でした。

2020/07/29

はらぺこ

タイムスリップシリーズの第2弾。ゲーム化されたらオモロそう。前作は森鴎外が現代に、今作は麓うららが幕末へ。明治維新を成功させる為に麓うららは色々する。この色々する部分(特に岩倉具視の時かな)は何か悔しい。うららじゃなくて七海なら許せたかも。タイムスリップした場所での滞在期間が前作よりは長いので少々薄味かも。 林太郎少年がチラッとだけ登場でタイムパラドックス。巻末の対談は楽しく読めたが解説も欲しかった。

2012/03/12

saga

シリーズ第2弾は、うららが一人で幕末にタイムスリップ。きっかけは七海に激似の薔薇之介から貞操を奪われる瞬間だった。長州藩下屋敷に保護されたうららは、桂小五郎を振り出しに高杉晋作、坂本龍馬など幕末のそうそうたる人物と知り合っていく。それも、25世紀の統一執行部からやってきた政府のエージェント・石松や、お尋ね者の薔薇之介と、うららの住む時代に帰るための必死な働きのためだった。次元移動装置が三菱重工製というのも、有り得そうで笑ってしまう。本シリーズでも歴史が少しだけ変化した。さて、今後はどうなる?

2022/01/22

coco夏ko10角

前作『タイムスリップ森鴎外』から少したった頃、今度はうららが1860年にタイムスリップ。『邪馬台国はどうこですか?』に明治維新に関する話があったけどあれをうららが読んでたり、ちょうどテスト範囲だった明治維新の知識があったり、元の時代に戻ろうと仲間と頑張るうらら。坂本竜馬にやる気を出させる方法おもしろ。最後にはラジオドラマでうらら役をやったゆかりんと著者の対談も。

2020/01/26

TheWho

前読の「新・世界の七不思議」の著者が描くタイムスリップ物のポップな歴史物語。物語は、渋谷系女子高生の主人公が幕末にタイムスリップしてしまい、同じくタイムスリップして来た森の石松と鞍馬天狗と協力して、歴史を壊そうと企む小栗上野介の思惑と戦う荒唐無稽な幕末史。荒唐無稽で軽い文体と笑える物語だが、忠実に幕末史を描写している真摯な歴史観が感じられる。特に笑えるのは、覇気のない坂本龍馬が、司馬遼の「竜馬が行く」を読んでやる気が出る行だった。歴史好きもそうでない方も共に楽しめる一冊です。

2015/04/24

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