竜の柩(2) (講談社文庫)
竜の柩(2) (講談社文庫) / 感想・レビュー
姉勤
世界に散らばる古代史に残された「龍」をめぐる謎は、日本を飛び出しインドへ。ノアの箱舟伝説のアララト山を最終目的に、インドに残るモヘンジョダロ&ハラッパー遺跡、トルコの地下都市カッパドキア。そしてアララト山頂に横たわる巨大な物体。各遺跡を結ぶように、異なる神話や宗教の関連付けと、謎の解明を目指す主人公チームと、隠蔽を目的とするバチカンの組織とのガンアクション、修羅場が挟まれる。円柱状なもの=龍=ロケットの短絡にどこまで付き合えるか。衝撃のラストは、講談で言う処の「切れ場」。つづきは予想もつかない。
2017/07/21
takachan
たぶん3読目。ありえない話がありそうもない話に変わり、ひょっとしたらあったかも?たぶんあったに違いない、に感じ方が違っていく物語。次も読む。
2018/06/30
sonata
再読。舞台は日本を飛び出してインドへ。そこから各地を経由して目指すは「ノアの方舟」が辿り着いたといわれるアララト山。モヘンジョダロの核爆弾説は、検索したら結構出てきた。有名なんだな。説得力のある解説に歴史浪漫なわくわくが止まらない。一方、敵対しているのがヴァチカンというわりに、戦闘に面白味がないのは、まあ仕方ないと割りきることにする。
2017/01/12
hiyu
いやはやいったいどこまで繋がっていくのだろうか。本当に面白い。
2016/12/05
あちゃくん
竜の神と牡牛の神の対立を追って、日本から今度は世界へ。インド、パキスタンそしてトルコ・アララト山へ。
2012/12/27
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