ひさしぶりにさようなら (講談社文庫)
ひさしぶりにさようなら (講談社文庫) / 感想・レビュー
ようこ
主人公は怠惰で夢も希望も無く、どうしようもない人間のように書かれている。しかし、大切にしていることやルールって人それぞれ。価値観も人それぞれ。優先順位だって人それぞれ。客観的に見るとだらしない人間でも、その人の中で譲れないことって結構ある。理解者さえ居てくれたら救われるのに。
2016/04/12
まちこ
ああ、ようやく読み終わった。働いてる姿がおよそ思い浮かばないくらいダラダラ生き、手癖が悪いことを悪いことと思わず、可愛い子どもにまでそのスリルを覚えさせるって・・・・私には読み進めるのがきつい本だった。
2015/09/11
ゆっ
2作品収録。この作家さんの圧倒的なダラけ感が思いっきり出てた。オチもハッキリしないし、もう読みたくないって思っちゃうんだけど、目にすると手にしちゃう不思議な人。
2014/11/21
mick
登場人物全員の崩れっぷりというか、くずっぷりがすごい。絲山秋子作品の壊れっぷりとは違う狂気。「しょっぱいドライブ」とかけっこう好きだったがこの作品はなんとも。それでもどこかで、何事か好転する、一条の光がさす、終焉をむかえる、痛い目に合う、とにかく何かしら動きがあるのではと思ってどんどん読んでしまう。が・・・
2013/04/24
こみち
なんだ?この本は…。ぐうたらしているのはまだしも、罪悪感のない万引き。結末もない。謎だった。
2014/03/25
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