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金糸雀が啼く夜<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)

金糸雀が啼く夜<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)

金糸雀が啼く夜<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)

作家
高里椎奈
出版社
講談社
発売日
2006-09-16
ISBN
9784062755122
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金糸雀が啼く夜<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫) / 感想・レビュー

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エンブレムT

常に穏やかな笑みをたたえた座木の天然タラシっぷりが炸裂!彼の過去が垣間見えたりと、キャラ小説としてのお楽しみ感が満載なシリーズの第4弾。とは言え、作者が「このシーンを描きたかったんだろうな~」って思うエピソードや、セリフとして使いたかったの?」ってな言い回しを繋げただけのようなツギハギ感も強く、ツッコミどころは多いです。訳ありのサファイアを挟んで、秋と座木&リベザルが敵対する立場になる部分に「おっ♪」と、反応した私としては肩すかしな展開でもありました。文句を言いつつ、次も読む気は満々ではありますが(笑)

2012/07/09

たるき( ´ ▽ ` )ノ

みんなの素顔というか、本来の姿がだんだんと見えてきて面白い!秋はやっぱりすごいなぁ・・・。

2019/04/11

青葉麒麟

人気シリーズモノ。もう何作か読んでいるのでサクサク読めた。刑事・葉山の話し方が刑事らしくない軽い子供みたいな感じでかなり苛つきました。ストレス溜まるわ。しかし秋を敵にまわしたら恐ろしい事になりますね。

2017/07/31

空猫

探偵談から妖綺談へ。ミステリの要素もちゃんとあるけれど,それよりも妖怪と妖怪,妖怪と人間,人間と人間の交流の場面が数も多く,短いなりにそれぞれの濃度が高い。メインは花花の従業員・鈴で応えるイエンリィのお話でこれだけでも満足だが,秋-座木,座木-リベザル,座木-カイ,高遠-御,高遠-衒崎,高遠父-高遠の相手への思いも芳醇で素晴らしい。「“殺したくなるほど”という気持ちが分からない」などと述懐しているシーンもあるが,実は,殺人犯の動機と同じかそれ以上の深い感情が主人公たちの日常には満ちているようにみえる。

2016/06/20

ココノビエガク

いいですね。視点が『何を考えているのかこちらに伝わりにくい』座木や御に置かれているので、薬屋のメンバーに一歩踏み込めた感じがする。このシリーズは、些細なというか小さな事件から出発して雪ダルマ式に膨れ上がり、後半三分の一で一気に解決へ雪崩れ込むので、この落差が癖になる。日常的雰囲気も好きだけれど、今回みたいに他人に引っ掻き回されて秋に挑戦してみようと思ったりという、いたずらっぽいところも好きだなと思った。今回こそはと思っても、ストーリーにハマり過ぎて、毎回伏線を素通りしてる。世界観が魅力的過ぎるのが悪い!

2017/10/01

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