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アンダー・マイ・サム (講談社文庫)

アンダー・マイ・サム (講談社文庫)

アンダー・マイ・サム (講談社文庫)

作家
伊藤たかみ
出版社
講談社
発売日
2006-10-14
ISBN
9784062755269
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アンダー・マイ・サム (講談社文庫) / 感想・レビュー

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takaC

全くとりとめのない話だったが17歳の高校生といったらこんな感じなんだろう。(小説が)良いとか悪いとか考えがまとまる前に全23章読み終わってしまった。最後に親指の下で何が起きたのかは深く考えないことにする。

2016/07/01

チアモン

17歳・・・。私にも高校生の時代があったなぁ。この作品は終始暗い感じがした。伊藤たかみ氏の作品はこんなに暗かったか?とても不安定な感じがした。ラストは少し、希望というものが見えてきてホッとした。もう少し若いときに読んでいたら共感できたかな。

2020/05/27

巨峰

親からも教室からも遊離するすさんだ10代の心象風景。多少の感慨はあるけれど、当時に戻りたいとは思わないなあ。左手の親指が長くてメールがはやく打てることしか特技がないと思っている17歳男子が主人公。。すこし荒いが、この人の小説の方が村上春樹に近い気がする。

2014/08/23

coco夏ko10角

暗かったり重かったりすることばかりだ…。そこからのあのラスト…。

2014/12/05

F

17歳の僕と友達らが「いまいましい若さ」を共有しながら過ごした日々を描いた青春小説――。いびつな、長すぎる左手の親指にはメールが早打ちできるくらいにしか取り柄はないけど、それだけだって良いのだ。そりゃ、大した内容なんてない言葉だけどさ、誰かに言えば、次に何かまた返ってくる。何もやらないよりはずっといい。言葉が返ってくるというのはそれだけで幸せなことなのだ。だから僕は親指を突き立てて歩く。”海上に出よう”というスキューバのサインのごとく。暗いトンネルを越えるため松明のごとく。

2011/11/19

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