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負け犬の遠吠え (講談社文庫)

負け犬の遠吠え (講談社文庫)

負け犬の遠吠え (講談社文庫)

作家
酒井順子
出版社
講談社
発売日
2006-10-14
ISBN
9784062755306
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負け犬の遠吠え (講談社文庫) / 感想・レビュー

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takaC

弱い犬が相手から遠く離れたところで、尻込みしながら吠え立てることから。主に、勝ち目のない相手を陰でののしることのたとえとして使われる。「遠吠え」とは、犬などの動物が遠くで声を長く引いて吠えること。(故事ことわざ辞典)

2016/07/11

パフちゃん@かのん変更

酒井順子さんが面白い・・ということで読みました。2003年一世を風靡したベストセラー。負け犬の定義は「未婚、子なし、30代以上の女性」美人で仕事が出来てお金持ちで男に不自由していなくても・・・だそうです。酒井さんすごいですね。このテーマで352頁、よくこれだけ書けるね。なるほどそうなのかと感心して読みましたが、勿論そういう人も多いだろうけれど、一方でごく普通の女の子が普通に暮らしていたら出会いが無くていつの間にかそんな年になっていたという例が私の回りには多いです。息子はオス負け犬┐(´д`)┌

2015/12/01

団塊シニア

結婚した女性が勝ち組、結婚しない女性が負け組ということで12年前の作品、事例として納得できる部分もあるが、そもそも結婚で勝ち負けは決まらないのでは?というのが読後の感想である。

2015/08/13

かずぼう

既婚、子持ちの勝ち犬とされる女性はどんな気持ちで読むのだろうと終始思いながら読了、著者=負け犬としているが、違いますね。むしろ逆で、勝ち犬は、男に頼らないと生きていけない、人生の冒険も自由も謳歌しない、自立出来ない無能な女性、対して負け犬は、自由を求め仕事ができファッショナブルで自立したエリート。この位思っていないと自分の事、自信を持って負け犬だなんて言えない。全てのレビュー読んだけど、批判的なレビューがないのが以外でした。

2022/08/23

小太郎

基本エッセイというのは旬のものだと思っていますが中には時間という荒波を越えて生き残っていく作品もあります。この本読むのは20年ぶりですが最初読んだ時に感じた「なんっう~明け透けな事を書くんだろう、大丈夫かなこんなこと書いて未婚の三十代に毒殺されるんじゃない?」とか「身も蓋もないことをとても上手に書いてるな~」という感想は再読しても変わりませんでした(笑)この作品今読んでも全然古さを(少しは感じますけど)感じません。それよりも20年前に奇しくも酒井さんが予言されていた社会が実現されているようで少し怖い★4

2023/06/07

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