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奇偶(上) (講談社文庫)

奇偶(上) (講談社文庫)

奇偶(上) (講談社文庫)

作家
山口雅也
出版社
講談社
発売日
2006-10-14
ISBN
9784062755443
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奇偶(上) (講談社文庫) / 感想・レビュー

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hanchyan@だから お早うの朝はくる

ウヒヒ。いやあ~。読み始めこそ「大丈夫かいなこりゃ」ってちょっと思ったが、本の半分(話の1/4)くらいから俄然面白くなる。ズバリ、理屈っぽいヘンなはなしだ!(笑)。偶然と必然、存在論・不可知論、作内作と【手記】から~の~、シュレ猫!柳田翁『一つ目小僧』!そしてシンクロニシティ!(笑)、等々・などなど、もう徹頭徹尾衒学的ながら、拡げに拡げ鏤められたそれらのメソッドは飽くまで抑制を効かせて紹介程度にとどまっており、「ミステリ的な興味?忘れてませんよ♪」て感じで、なんか「ツインピークス」ぽいぞ。下巻へウヒヒヒ♪

2017/01/05

青葉麒麟

内容が複雑と言うか、こんなにも偶然?が続き過ぎて気持ち悪い。頭がぐるぐるする。三個のサイコロを振って全部同じ目が出るのは確かに不気味。原発だの9・11だのBSEだの馴染みのある事件が出て来ると距離が近くに感じてなんか嫌だなぁ。

2013/06/13

和尚

「偶然」というテーマで、ユングの親和性やの、不確定性原理やのを交えながら、物語が進んでいく。下巻に進みます。

2011/02/04

らきむぼん

下巻の感想にまとめます。

2017/10/07

ぶんぶん

山口雅也2作品目。議論薀蓄多し。登場人物に掴み所がなくて地に足つけて読めない感じ。今のところアンチミステリぽいけど最終的にミステリに纏まるのかも含め、続きが気になる。

2014/01/10

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