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子宮の記憶 <ここにあなたがいる> (講談社文庫 ふ 38-6)

子宮の記憶 <ここにあなたがいる> (講談社文庫 ふ 38-6)

子宮の記憶 <ここにあなたがいる> (講談社文庫 ふ 38-6)

作家
藤田宜永
出版社
講談社
発売日
2006-12-15
ISBN
9784062755962
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子宮の記憶 <ここにあなたがいる> (講談社文庫 ふ 38-6) / 感想・レビュー

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りゅう☆

嬰児の時に連れ去られたことのある真人。高校生となった今、父は真人の元カノと不倫、実母ともそりが合わず歯科医の父のお金を盗んで、昔自分を誘拐した愛子という女性を探して、素性を隠し良介という名で彼女の元で住み込みのバイトを始める。大人のフリしてるとはいえど家出、酒、煙草、バイク、セックス、恋愛についての感覚が本当に高校生?という違和感が拭えなかったけど、母親の愛情を探し求めるところは幼さを感じた。愛子の義娘美佳に恋愛感情を抱くも、その美佳の態度に終始イライラ。須田じいも腹立たしい。友人沙代の決断→

2016/11/29

佳乃

生後間もない頃に自分を誘拐した女を探し、偽りの自分で彼女に接近。親子って何だろうと考えてしまう。いくらおなかを痛めて産んだからといっても愛情の注ぎ方で何もかもが違ってくる。愛情表現って難しい・・・それにしても須田って爺さんは、人をその人の過去でしかみれないなんて寂しい人間だな・・・って。

2014/12/10

ララ♂

読了

2024/05/06

まさきち

真人の一見強く生きているように見えながらも親の脛を噛り甘えているところも美佳のやさぐれながらも実の父親の庇護に期待してるところもどこかで苛立たしく思いながら読了です。それにひきかえ愛子の影を湛えながらもそれを引き受けている姿に本当の強さを見た気がします。出来れば愛子のその後が知りたいとおもいつつ…

2012/12/12

fukky

大人並み(以上?)に毎日酒は飲むは,スナック通いはするは,たばこは吸うは,バイクに飲酒運転はするは,盛りのついた猫のように見境なく衝動的に誰ともでもセックスはするは,親を親とも思わないは,窃盗はするは,こんな高校生いないでしょ。愛子を含め,登場人物すべてに感情移入できず読了。唯一の救いは舞台が真鶴だったこと。真鶴の海を思い浮かべながらあっという間に読んだけど,読後感は複雑。

2015/12/14

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