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緑陰の雨 灼けた月<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)

緑陰の雨 灼けた月<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)

緑陰の雨 灼けた月<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)

作家
高里椎奈
唯月一
出版社
講談社
発売日
2007-01-12
ISBN
9784062756143
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緑陰の雨 灼けた月<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫) / 感想・レビュー

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エンブレムT

あぁ、いかんいかん!なまじ謎っぽい「おっ♪」と思わせる描写があるから、ついミステリ展開を期待しそうになっちゃった!!そう、これはキャラ読みに徹してなければ、イタイ目にあうシリーズなんだった(笑)・・・5冊目となる今巻は、情報屋シャドウの片割れ・エリカ様が依頼人として登場です。うん。正統派のツンデレです。好きですよ~♪あ、でも、彼女だけでなく、今巻登場の準レギュラー入りしそうなキャラ達はみんな魅力的だったかも。野狐の柚乃助、栗東&美浦の女子高生コンビ。つるちゃんの、意外なほどの真っ当さも良かったです。

2012/07/31

空猫

文庫再読。嘘をつく理由,憎む理由,攻撃する理由,殺す理由,また,卑下する理由,弁明する理由といったもの。自分からこれらをベラベラ喋る軽薄な悪人だと言い訳がましく鬱陶しいだけなのに,できるかぎり黙して語らない純粋で善良な人たちが絞りだすように呟いた場合は何とも心に響いてくる。後者の人々のぎこちない関係が,慣れ合いではなく依存関係でもない,全く必要ないし何となれば損害ですらあるが重要であって選択される関係に進展すると良いなと思う。

2016/07/08

あやつぎ

リベザルとユノのコンビが微笑ましく、秋と座木さんのコンビは格好良いな、と。今まで何でもお見通しだった秋が、解決編に辿り着くまで寄り道が多くて新鮮でした。エリカちゃんも結構好きです。

2016/02/06

ココノビエガク

妖綺談シリーズも読むのに安定してきた。相変わらず、始まりから結末まで事件がひし形に展開していく。小さなきっかけから始まった事件は、寄り集まり、広がるところまで広がって本当に収束するのか不安になる。今回の結末は、かなり眉をしかめる内容だったけれども、その反面、人ってこういうものだよなと妙に納得する部分もあった。私の中で妖綺談シリーズは、ミステリとして楽しむよりも、人生や人間について楽しむ作品になっている。

2018/01/02

ソラ

「灰色の木を金色に戻す薬を下さい」不思議な合言葉を告げるとトラブル相談所に早変わりする深山木(ふかやまぎ)薬店を女子高生エリカが訪れる。寝ている布団が突然泥だらけになる、ぬいぐるみがカッターナイフで襲ってくる、自宅で続く怪奇現象に悩む彼女に、秋は4日で解決すると請け合うが?

2010/05/22

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