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九十九十九 (講談社文庫)

九十九十九 (講談社文庫)

九十九十九 (講談社文庫)

作家
舞城王太郎
出版社
講談社
発売日
2007-01-12
ISBN
9784062756242
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九十九十九 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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H!deking

うーん、好きか嫌いかと問われたら好きではあるんだけど、面白いか面白くないか、と問われると、正直答えられない。ちょっと難しすぎる。本音言うとよくわからない。途中は斜め読みでした。清涼院流水とか読んだことないからかな。元ネタ知ってたらニヤッとするところもあるのかな?という訳で、私にはちょっと難しかったです。文体は好み!

2018/11/15

hit4papa

九十九十九(つくもじゅうく)と言えば、知る人ぞ知る清涼院流水『コズミック』から始まるJDCシリーズの、異能の探偵です。あまりに美しすぎるゆえに、その瞳をみたものは皆、失神してしまうというキャラクター設定です。本作品は、JDCシリーズのトリビュートでありながら、JDCシリーズの九十九十九とは別人。とは言え、本家本元の清涼院流水が、本作品のあちらこちらでちょっかいを出しているという、実にややこしいメタフィクションとなっています。本作品そのものは、著者の『ディスコ探偵水曜日』の系譜に連なる位置づけです。

2020/02/15

けい

読友さんの感想から手に取った作品。頭からけつまで見事に『舞城』だった。久しぶりの舞城作品に舞い上がったのか「美しすぎる主人公の容姿に、人は気絶してしまう」という設定に「何だそれ?」と。こんな事を考えていては『舞城』は読めないと気合を入れ直し読了。エロとグロの塊、ミステリ要素やSFやファンタジーの要素も加わり、正に中身はカオス状態。気持ちいいくらい意味の解らない一冊。面白かった!人にはおススメしませんが。

2015/01/10

チアモン

そういえば昔の職場に九十九さんという人がいたなぁ。なんか懐かしい名字だ。相変わらず、私には意味が分からなかったが、面白かった。かなりの長編だったけれど途中でだらけず読み終えることができた。あまり人にはお勧めできないけれど、素晴らしい作品でした。

2019/07/08

ヒロユキ

清涼院流水と舞城王太郎のとんでもない個性がぶつかり合う、もう二人とも変態だわ。正直半分以上ワケわかんないのに圧倒的に読ませる舞城さんの筆力が凄すぎる。まぁこの人の作風は結局は愛だということだ。JDCシリーズほぼ関係なかったけど無性にコズミックジョーカー読みたくなった(笑)

2013/02/10

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