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夜の神話 (講談社文庫 た 104-2)

夜の神話 (講談社文庫 た 104-2)

夜の神話 (講談社文庫 た 104-2)

作家
たつみや章
出版社
講談社
発売日
2007-02-10
ISBN
9784062756518
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夜の神話 (講談社文庫 た 104-2) / 感想・レビュー

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はつばあば

今の子供達に対する教訓をファンタジーな文章で・・と読み進めていけば、なんと私達人類に対する教えと諭しだった。ムー大陸の消滅だけでなく、過去の数々の争いと人の無駄死になんら反省することなく、富みと権力を得ることに明け暮れる我々。又、想定外という自然現象と人の招く想定外の事故・・この「想定外」という言葉に神の怒りと人の驕りを垣間見る。もう少し生命に対して謙虚に生きていけないものだろうか

2015/09/11

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

突然母方のおばあちゃんが住む田舎に引っ越すことになったマサミチ。前に住んでいた環境とはあまりにも違っていて周りに馴染めずにいました。そんなある日、ふと寄り道したお宮で出会ったのは・・。神さま3部作第2弾。とある事情でウサギの姿にされたマサミチ。ファンタジー小説としても楽しかったのですが、テーマとしては非常に重かったです。現実に原発の事故が起きてしまっただけにこの本を読んで複雑な気持ちになりました。マサミチが書いた自由研究には大いに考えさせられました。引き続き節電に努めたいと思います。★★★★

2011/09/21

ぐりぐら

帰省していた長男部屋を片付けていて発見した1冊。児童書ですが、原子力発電について書かれたとても考えさせられる内容です。小学生の主人公が自然破壊について神様たちと協力して立ち向かうお話。20年以上も前に書かれているのに古さを感じさせない内容に驚き!

2015/08/20

青葉麒麟

難しい事は書けないけれど、まさに今読むべき内容だと思う。ちびっこに読み聴かせたい。スイッチョさんのした事は国民名誉賞クラス。あの饅頭食べてみたいな!!

2012/05/16

sarie

第41回産経児童出版文化賞推薦作品。引っ越した田舎で、虫の声が聞こえるようになったり、命など大切なものに気づき成長していく少年の物語。 児童書なので読みやすく楽しめましたが、解説のエキサイティングな反原発ファンタジーなんていうのは私的にはいらない一言でした。

2016/07/10

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