あらしのよるに 2 (講談社文庫 き 49-2)
あらしのよるに 2 (講談社文庫 き 49-2) / 感想・レビュー
海猫
お話はコンパクトだし、簡易な文章なのに思いきり気持ちが入る。友情物語というよりもはやラブ・ストーリーですな。ラフなタッチの絵がここぞというときにもの凄い重圧感を出してくるのにハッとさせられる。次の最終巻へ、いってみよう。
2016/01/12
へロム
「あらしのよるに」第2巻読了。狼のガブと山羊のメイの秘密が仲間にばれてしまう。お互い仲間から責められるが、それでも裏切らず信じあう二匹。このあとどうなるのか?直ぐに第3巻に進みます。【図書館本】
2014/09/16
takaC
105円で売っているのを見つけたので買って読んだ。絵本版「きりのなかで」「どしゃぶりのひに」、小説版「あらしのよるに」に次ぐ再読。
2012/06/17
はつばあば
辛い選択を求められたガブとメイ。集団と友情の選択・・子供達のイジメの世界を見るようだ
2015/02/03
井月 奎(いづき けい)
ガブはたまにメイをかじりそうになります。メイは笑いながらもそれはそれでしょうがないと思っています。それはいろいろなことが違う者が友達になるときに心に留めておかなければならないことでしょう。ガブもメイも住むところに帰って同じ姿で同じ食べ物を食べる仲間がいます。その仲間はオオカミとヤギが友達になるなんて、そんなことはできないと言います。疑いから始まる関係は友達ではないのです。はたしてガブとメイは友達を選びます。それは相手を信じることでもありますが、なによりも自分を信じることなのです。つらく長い旅が始まります。
2017/01/04
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