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人間は考えるFになる (講談社文庫 も 28-32)

人間は考えるFになる (講談社文庫 も 28-32)

人間は考えるFになる (講談社文庫 も 28-32)

作家
森博嗣
土屋賢二
出版社
講談社
発売日
2007-03-15
ISBN
9784062756860
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人間は考えるFになる (講談社文庫 も 28-32) / 感想・レビュー

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ehirano1

森先生の言を土屋先生が自虐的ギャグで終始茶化すので、もう殆ど漫才です。そして遂には森先生までフザケ始める始末です。しかしお互いフザケ合いながらも(?)時折見せる「らしさ」には引き込まれます。でもこういうの、なんだか好いですね。

2016/09/03

ehirano1

再読。「趣味と仕事」、「容認」についての考察には確かにそうだと思わず呻ってしまいました。

2016/09/19

Y2K☮

文系も理系も関係ない知的遊戯。彼らの良質な文章には定期的に触れたくなる。土屋氏の自虐ロジック乱れ撃ち短編は普段のエッセイと殆ど一緒ながら、簡潔且つ半ばテキトーな森氏の助言をきちんと形にもしている。彼の創作術は私には難しいとわかったから素直にお見事。独特のユーモアとねじ伏せる説得力は一見の価値あり。森氏の作品は終わってみれば得意の必勝パターン。いつでも心地良く術中に嵌る。様々な点で真逆でありつつ、文壇特有のベタベタ気を遣い合う感じではないズケズケ言い合う対談から趣味だけで孤独に生きられる共通項も見えた様な。

2016/09/19

KAKAPO

森博嗣先生のことについては、著書を51冊読んできたので、それなりに知っているつもり…土屋賢二先生については、まったく知らない状態で読み始めた。最終章の「そこに論点があるか、あるいは何もないか」では、編集者らしき人物が二名登場し「テーマに沿ってお話をいただきたい」という発言もあるが、最後までテーマが何か、それとも何もないか、解らないまま終了した。しかしながら、このスパーリング?が、ある意味で最高レベルのパフォーマンスだと思ったのは、ここで語られている瑣末な話題の中に垣間見える論点が極めて哲学的であったから…

2016/11/12

ちさと

気を遣う土屋先生とマイペースな森さんの対談本です。対極みたいなお2人の違った意見や共通点を覗き見できます。まあ、中身は読んだそばから消えていくようなどうでもいい話ばかり。このお2人のファンじゃないと大して楽しめないし、それぞれの著書を読む方が数倍意義があると思いました。作家は顔を出さない方がいいと言いますが、森さんの場合素性も見せない方がミステリアスで良いかも…。

2019/04/21

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