中国の歴史 近・現代篇(二) (講談社文庫 ち 1-64 中国歴史シリーズ)
中国の歴史 近・現代篇(二) (講談社文庫 ち 1-64 中国歴史シリーズ) / 感想・レビュー
かふ
西太后が生存している間は反権力闘争はことごとく潰されて、「義和団事変」で北京から逃げ出すも八カ国連合軍はむしろ革命勢力を潰してしまった。これが西太后に取ってラッキーだったのかとにかく清王朝は存続することになる。革命勢力が潰されるのは密告や軍隊の経験不足、清王朝の軍部がとりわけ優秀ではないのだが袁世凱の狡猾さ(戊戌の政変で西太后側についたり辛亥革命後も政治的に上手く立ち回って生き延びた)によって革命勢力は減退していく。西太后側からの記述が少ないのでどうして生き延びたかはよくわからない。革命勢力が未熟さなのか
2021/08/29
せきも
清の末期にたくさんの反乱が起こっても、鎮圧し続けた西太后の統治力は偉大だったんですね。西太后没後にやっと辛亥革命で清朝を終わらせる事が出来ましたが、革命の成功も緻密な計画ではなく、たまたま運良く進んだだけだったという事が理解できました。朝鮮半島の某国もこんな感じかもと思ってしまいます。
2017/05/27
よし
面白く読んだ。列強の侵略のもとにくすぶっていた不満が辛亥革命につながっていく過程がいきいきと描かれている。続編が読みたい。
2014/01/13
アレ
え、清朝滅亡で終わりなのか。残念
2013/03/24
Yuichi Saito
★★★
2016/01/03
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