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6ステイン (講談社文庫 ふ 59-9)

6ステイン (講談社文庫 ふ 59-9)

6ステイン (講談社文庫 ふ 59-9)

作家
福井晴敏
出版社
講談社
発売日
2007-04-13
ISBN
9784062757089
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6ステイン (講談社文庫 ふ 59-9) / 感想・レビュー

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chiru

『市ヶ谷』の指示で、裏組織と渡り合う工作員の仕事を『ステイン(しみ汚れ)』とした6編。『いまできる最善のこと』が一番好き。 北の工作員に狙われる元自衛官は自分と一緒にいるせいで命を狙われる小学生を助けられるのか…。 小学生のお母さんの手紙に目を潤ます元自衛官に涙。 二転三転する壮大なストーリーの『920…』は大作を読んだような余韻が残る。 自分の信念を失わない工作員たちに、理屈抜きに胸が熱くなる傑作。 ★5

2018/02/21

ALATA

ダイスの特殊任務を補佐するサポート組織にスポットを当てた福井節が冴える短編集。相変わらず硬質の文体、悲壮感漂う人物像にスポットを当てるストーリーが面白い。生きるために今できる最善のことを実践、行動していく「亡国のイージス」などのスピンオフの趣。「母親は家に帰れ」強い光を宿した瞳が胸に突きささる。サクラ、920と名もなき戦闘員、タクシードライバー、在宅勤務のAPとキャラが立っていました。★3※私としては組織から外れ自らの生存本能にかける、重厚感ある長編が好み。まだまだ未読作もあるのでこれからも楽しみです。

2024/03/12

BlueBerry

設定とか状況を楽しむ本だと思いました。面倒くさい割りにラストはそれ程でもないなあ」と言う感じです。アクション好きな人の方が楽しめそうに思いました。私は途中でリタイアでした(笑。

2014/03/14

KAN

好きですね。回りくどいところがいい。男のロマンですね。短編ですがどれも良かった。しかし「如月」の登場には驚かされました。

2015/02/09

KAZOO

短編集です。読んでいて自衛隊がらみの物語が多いのですが、別の意味から浅田次郎さんを思い起こしてしまいました。特に「畳算」などはほろりとさせるところなどそっくりの感じがしていました。またサブ主人公が結構多様で(子供、おばあさん、ガングロの女の子など)飽きさせずに楽しませてくれました。

2014/09/19

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