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ペーパームービー (講談社文庫 う 56-1)

ペーパームービー (講談社文庫 う 56-1)

ペーパームービー (講談社文庫 う 56-1)

作家
内田也哉子
出版社
講談社
発売日
2007-05-15
ISBN
9784062757270
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ペーパームービー (講談社文庫 う 56-1) / 感想・レビュー

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tomose

勝手な想像ですが、希林さんは也哉子さんに対し、父親である内田裕也さんの悪口は一切言わなかったのでは?と思ってしまう。実際会う父親は苦手な存在であっても、尊敬してるんだな〜と思えてしまう。希林さんの娘としての関係も完全にひとりの人間としての接し方だったんですね。それが、あの落ち着きを感じてしまう。旦那さまとの出会いも、不思議。ま、出会いとは不思議なものですが(笑)読んでみて、お互いがいちばんしっくり来る関係なんだろな〜と思う。画像で見ても、自然だし。この父母から誕生し、育てられた也哉子さん。会ってみたいな〜

2018/09/29

Y

人の目を気にしてかっこつけることがどれだけ小さなことかわかった。本書を書いたときの筆者の年齢は今の私の年齢よりも一回り以上若いけれど、大きい人だと思った。希林さんの「自分に起こる大半のことは自分に原因がある」というアドバイスはいつも他人に責任を押し付ける自分には特に響いた。本木雅弘との関係性が素敵。プロポーズの言葉もいい。お父さんとのエピソードも味があっていい。一筋縄ではいかない親子の関係に度々ぐっときた。あとがきで自分は恵まれていると言っていたが気持ちのいい人間にはいい人間関係がつきものなんだと思った。

2020/03/01

しーふぉ

インターナショナルスクールに通い、スイスやアメリカに留学とお嬢様だが、天然っぽく可愛らしい人。本木さんは愛とは差別だと言う。その人を特別な存在だと位置付けるという意味。でも内田也哉子さんはみんなを大事にし過ぎるみたい。そこはそれで好感でしかない。

2022/12/24

MIHOLO

追悼樹木希林さんなので、読んでみた。あの夫妻の娘で、本木さんの妻で、気にならない訳ない。モックンが結婚!て発表された時、少なからず、えーなんで?ってもっと派手な女の子と結婚するかと思っていたので、何だか納得出来なかったけど、今ならわかる。モックン本当に見る目あったね。上から目線で失礼だけど(笑) それにしても希林さん飄々としてるようで筋の通った育て方してたんですね。やっぱり素敵、そしてロックなのは内田さんより希林さんでしたね。

2018/09/24

ゆうゆう

母・樹木希林、父・内田裕也、夫・本木雅弘、ロックな家族だなぁ~とても興味あって、読みたかった。19歳の時に書かれたエッセイに、10年後の文庫本後書きも含めて。生活の地道さと、選択の自由さ、生き方の柔軟さ、何より羨ましく思ったのは、いくら選択肢があっても、えいっと飛び込む勇気や思いきりの良さは、なかなか身に付けられるものではない。本当の意味で「いい育ち」をされたのでしょう。東京タワー見たいわ。

2018/12/11

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