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世直し大明神<おんな飛脚人> (講談社文庫 て 8-18)

世直し大明神<おんな飛脚人> (講談社文庫 て 8-18)

世直し大明神<おんな飛脚人> (講談社文庫 て 8-18)

作家
出久根達郎
出版社
講談社
発売日
2007-05-15
ISBN
9784062757393
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世直し大明神<おんな飛脚人> (講談社文庫 て 8-18) / 感想・レビュー

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ぶんこ

江戸時代の飛脚制度の充実ぶりに驚きました。 十六屋の皆が仲良しですね。 車座になっての食事風景なぞ、読んでいるとホワホワしてきます。 そして、まどかさんも他の方々も親切。 もし自分だったら、急いでいる時に盲者を助けているだろうか? 優しい心根の人がいると、周りも心を許して優しくなっていく。 仲間の輪が広がっているようです。

2015/05/11

あっちゃん

おんな飛脚人の続編、とは言うものの後半はほとんど地震からの大塩平八郎絡みの蔵書にまつわる事件、でも、まどかはいつも走ってる(笑)呼ばわり山で盲目の女性が呼ぶ名前に( ̄ー ̄)

2024/04/27

鹿の子

娘飛脚人がまたまた走る!ドラマでは描かれなかったまどか達のその後。十六屋を譲られたまどかと清太郎に襲いかかる安政の大地震!災害に見舞われても挫けない江戸っ子。文を届けに東へ西へ!それにしても江戸人程駄洒落を言って様になる人達はいないと思う。今なら下らないと思うような冗談も彼らが口にすると凄く粋。御節などの縁起物も駄洒落によるものが多いしなぁ。日常的な軽口の応酬が凄くアットホーム。何でも面白がれる素直な子供みたいで可愛いんだ。芸人を目指す皆さん、ちょんまげを結いましょう。多少の無茶も江戸っ子なら許されます!

2014/09/05

きよ

地震は怖い。しかし読んでて地震について凄惨な感じがなく、安心して読み進められた。地震で、人を信じられなくなった、というようなことが書かれてあったが、主人公達が次々と被災した人達に手を差し伸べていくのを、すごい、と思った。怖い目にも遭っているが、そういう時は闘っている。何かあったら立ち向かっている。そうありたい。

2024/03/26

けいちか

「おんな飛脚人」シリーズ(?)2作目。飛脚問屋十六屋の飛脚人となったまどかとその仲間達の話。ここでは安政の大地震の前後の話で、その時に飛脚問屋がどんなことをしたとか、まどかの父親が出てきたりとか、事件(というほどでもないが)が色々用意されている。清太郎との淡い思いはまだはっきりしていないものの、なんとなくいい感じなので、続きが出るとしたら、話はそっちの方に行くのではないかと思われる。

2008/09/18

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