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雷鳴のヴァンパイヤー<九鬼鴻三郎の冒険3> (講談社文庫)

雷鳴のヴァンパイヤー<九鬼鴻三郎の冒険3> (講談社文庫)

雷鳴のヴァンパイヤー<九鬼鴻三郎の冒険3> (講談社文庫)

作家
笠井潔
出版社
講談社
発売日
2007-07-14
ISBN
9784062757805
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雷鳴のヴァンパイヤー<九鬼鴻三郎の冒険3> (講談社文庫) / 感想・レビュー

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くろう

三部作完結編。え??終わり???諜報戦の鍵として狙われているヴェトナム娘ラン。彼女の身柄を奪うことに成功した九鬼。張り巡らされた陰謀と裏切り・・・。ランの正体には驚かされた。解説に全四部作の予定だったとあるけども、あの終わり方から本編にはいけない・・・。解説の襲われ攻めのくだりで力が抜けてしまった。面白かったけど、どうにも消化不良。まあ、出てきた敵さんたちはほぼぶっ殺してるから本編で過去の精算は出来てるのかな。

2020/02/13

α0350α

三部作一気読みしました。終盤の色々と明らかになるところが面白かったです。解説がツンデレとか誘い受けとか何かアレでしたね。

2013/11/14

なお

本編とは毛色の違う物語であるが、それ故にスパイ小説として本編以上にもっと読まれてもいい作品。ラスト。一瞬、たった一文で守るべきものをうしなった九鬼は怒りに燃え、復讐を決意しそうなものの、喪失感からフランスで自堕落な生活を送ることになるのだろうか。そことの繋がりが気になるので再度、本編を読み返したくなる。

2016/05/08

「ヴァンパイヤー戦争」外伝第3部完結編。ベトナム戦争絡みのあたりは「サイキック戦争」を彷彿させたり。いずれにしても執筆時の笠井潔の興味の方向がわかるような。こういうスパイアクションものをもっと書いてくれてもよかったのに。文体が合っている気がする。

2011/03/04

akiu

完結。香港からベトナムへ。九鬼はベトナム帰りの傭兵になりすましたりします。途中の軍人さんがやたら喋るのを読みつつ、笠井先生がベトナム戦争の話がしたかっただけなのでは…と思いました。あとようやく「愛情でも恋情でもない、湧きたつように強烈な欲望」に目覚めましたね。待ってました(笑)。前巻から仕込まれた伏線の回収は良かったです。

2010/03/21

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