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アウトオブチャンバラ (講談社文庫 と 51-1)

アウトオブチャンバラ (講談社文庫 と 51-1)

アウトオブチャンバラ (講談社文庫 と 51-1)

作家
戸梶圭太
出版社
講談社
発売日
2007-10-01
ISBN
9784062758734
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アウトオブチャンバラ (講談社文庫 と 51-1) / 感想・レビュー

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H!deking

ふははは、カオスシティ江戸wめっちゃ笑った!トカジ流時代劇w町田康のパンク侍とか思い出したけど、調べたらこっちのが古いのね。いやー、篭屋の歌がめっちゃツボった。平山夢さんのヤギより上にもあったけど、ヤギの風俗ってホントにあったのかなwこれゲスイ系好きな人におすすめです!なんで知名度低いんだろ。あれ?俺がおかしい?(笑)98

2017/07/29

小物M2

あの戸梶圭太が時代小説を書いていた。江戸時代を舞台にしても作風がまったく浮いておらず、読んでいても違和感がない。むしろ、この安さこそが江戸時代に完璧に溶けこんでいる。よく考えれば現在でもこれだけ安い人間がいるのにこの時代にいない訳がなかった。内容としては相変わらずのエロ&グロ&ブラックユーモアが炸裂したドタバタ劇を堪能。ベストは「ザ・ワイルドキャッツ・セブン」。猫を探して周りが騒いでいる合間に当の猫は暗躍するという面白さ。次点は「錆だらけの剣士」。やっぱりこういう王道のエンタメを書いても巧いと改めて思う。

2014/11/25

パリスお布団

えーん、トカジの時代物っていうからちょっと期待しすぎた。水みたいにさあーーっと読めちゃうだけで、特に何も残らん。江戸のワイワイガヤガヤした様子と、くっだらない大道芸人の数々はおもしろい。特に生け捕り河童がお気に入り。最後のパペットマペットからのイルカ大集合みたいな書き下ろしは多分何かのパロディ?オマージュ?なんだろうけど、分からないからただただ謎だよ。でも、夏は水をたくさん飲みたいし必要だよね。スガワラユウコ氏の挿絵は魅力的。

2017/05/09

nyapoona

江戸の暗黒面を描き出したグロテスク短編集。ナンセンスホラー小説である拾い刀、伝奇小説テイストの錆刀と錆びだらけの剣士が好き。

2011/05/06

ジョニー

江戸を舞台にしても戸梶さんは相変わらず下層の人々を主人公にドタバタを描く。差別用語はこの時代のほうがしっくりするね。最後の短編は山田風太郎へのオマージュかな。

2016/08/31

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