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国禁 (講談社文庫 う 57-2 奥右筆秘帳)

国禁 (講談社文庫 う 57-2 奥右筆秘帳)

国禁 (講談社文庫 う 57-2 奥右筆秘帳)

作家
上田秀人
出版社
講談社
発売日
2008-05-15
ISBN
9784062760416
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国禁 (講談社文庫 う 57-2 奥右筆秘帳) / 感想・レビュー

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TakaUP48

天明の飢饉に苦しんだ津軽藩からの石高上げ願いに、怪しさを感じた奥右筆組頭立花併右衛門。その裏には、津軽藩とロシアとの密貿易があった。国是である鎖国を破り、利権を握らんとするのは誰か。幕政の闇に触れる併右衛門を狙う者が次々と現れ、護衛役の柊衛悟は必死に追い払う。様々な敵を相手にして、衛悟の腕もあがってきた。伊賀者に併右衛門の愛娘瑞紀が攫われた時は、衛悟に負けず劣らずハラハラして読んでいた。目の前の敵もさることながら、裏に繋がっている権力者の各々の思惑が複雑な加減で動いていて、なかなか複雑な案配じゃのお。

2022/03/26

オーウェン

シリーズ2作目は津軽藩の願いを見た奥右筆の併右衛門は密貿易の疑問を抱く。 そこで併右衛門は刺客に狙われる立場に。 護衛の衛悟は危機を凌ぐが、ついには娘の瑞紀が人質に捕らわれる事態に。 あらゆる政敵から暗殺へとむかう2人だが、次第に衛悟も強くなっていくし、奥右筆だけではなく武士でもあるという併右衛門が刀をとるシーンまで。 そして不穏な輩が幕府の内部へと入ってきて次巻へ。

2023/09/15

金吾

一橋卿の陰謀の幅が広がっていきます。りようされた津軽は悲惨だなと思いました。衛悟が大活躍です。

2023/12/26

金吾

話がどこまで広がっていくのかわからないですが、小説として面白いです。衛吾の人のよさは半端でないと思いますが、それに比し施政者の冷徹さもよくわかります。次が楽しみです。

2020/06/08

Hugo Grove

くうう...、今月中にもう一冊と思って頑張って読んだのに、時差で来月になってるなんて。相変わらず面白かった。いやあ、誰も彼もが狸や狐や獺で、化かし合いがヒート。純粋な衛吾君が少しずつ濁っていくのが哀しい。でもこのシリーズは追いかけだな。

2014/08/01

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