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笑い犬 (講談社文庫 に 28-8)

笑い犬 (講談社文庫 に 28-8)

笑い犬 (講談社文庫 に 28-8)

作家
西村健
出版社
講談社
発売日
2008-06-13
ISBN
9784062760768
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笑い犬 (講談社文庫 に 28-8) / 感想・レビュー

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オフ会でゴマさん宅から我が家へ養子に来た本。大手銀行職員がハメられて(完全無実じゃないけど)刑務所に入ってしまい、そこでの生活が前半部分。刑務所の中では人間をよく観察し、懲罰を受けないよう細心の注意を払い、綱渡りのように月日を過ごさなければならないこと、自由を奪われ隔絶された環境で人間が欲するもの…など興味深く読めた。後半は出所してからの逆転劇。ここがちょっと簡単かなとは思うけど、スッとする展開でした。続きが気になり、かなり夢中になって読みました。ゴマさん、良い子をありがとうございました~。

2012/12/10

アーチャー

大半を占める息苦しくなるほどの刑務所内の描写が面白く、後半のデイヴィッド・フィンチャーの映画「ザ・ゲーム」をちょっとだけ思い起こさせてくれる主人公の反撃もなかなか面白かったです。でも、当然ながら刑務所生活は遠慮したいです(笑)

2015/07/05

こみち

人に欺かれると同時に、人に助けられて。主人公が出会う様々な人との繋がりが興味深かく、心暖かい気持ちになれた。あと、刑務所に詳しくなった(笑)

2014/12/03

katsu

刑務所内の描写にページを取りすぎて前半は少々退屈するものの、途中から面白くなる。やられたらやり返す話としては少し物足りない気もするが、それだけにリアル。

2014/04/05

ぎんた

上層部の罪も一手に引受けて収監されることになった元銀行マン吉賀の話。イヤ、これ、良かったです、と言っていいのか分からない内容なんだけど…普段まったく知ることのない刑務所内の様子も良くわかり、なかなかでした。最後の方は銀行側が、こんなにしつこいかなーとは思ったけど終わり方も良かったです。娘も良い子で良かった(^^)

2014/03/04

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