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QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社文庫 た 88-16)

QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社文庫 た 88-16)

QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社文庫 た 88-16)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2008-10-15
ISBN
9784062761710
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QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社文庫 た 88-16) / 感想・レビュー

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nobby

シリーズ第10弾は熊野三社をめぐる〈~ventus~〉歴史観光本♬まさかの事件起こらずに驚いたが、ある人物の視点で章間に挟まれる陰鬱な過去が今までで最もミステリしてたかも…パワースポットや壮観な滝への憧憬を思い浮かべながらワクワク止まらず。ただ、命(ミコト)に彦(ヒコ)にと登場する神々は混同するので苦手…それでもまた漢字が示す表裏の意味は深い。八咫烏にも騙られた残酷な怨霊…憑神あるいは美徳ゆえに嘘を言わないアイヌや縄文人達を、根こそぎ嘘を有力な武器として滅亡させた祖先を貶みながらも、まさに因果は巡るのみ…

2021/10/24

gonta19

2008/10/17 Amazonにて購入。2015/12/19〜12/22今回は熊野の謎についてのタタルの薀蓄が炸裂。こうやって読んでいると、まさにこれが真実のような気がするな。井沢氏の諸作もそうだが、こういうのはすごい好みだ。解説にあったが、ventusシリーズってそういうことだったんだ。知らなかった。

2015/12/22

ポチ

熊野古道と、熊野三山はいつか行ってみたい所。得意の薀蓄により、参拝の順序が決まっている事を知った。古くからの信仰の地なので、逆説も色々とあるだろうなぁ、と期待していたが裏切られず面白く読了。

2016/11/12

ヒロユキ

第三者の視点で見るタタルと奈々が新鮮。その視点の人物もかなり片寄った思想の人だけど、それを差し引いてもタタルさんの変人っぷりが伝わってきます(笑)事件部分が相当サラっとしてますが、風習や動機の観点から見ると十分に重いです。これくらいでちょうどよかったのかも。

2012/02/23

とも

★★★ventusと副題されたシリーズの第二冊目。どうやらこのシリーズは、他のQEDとは異なり、ミステリーの替わりに、その地を散策しながらその所々に隠された史実を解明していくよう。当作は熊野三山の謎の解明だが、なにかしら読みづらいのは知見が少ないテーマのためなのか、主人公が変わったためなのか。どちらにせよ、これまでの作品に比べると見劣りすることは否めない。それでも、三山の名前の由来や有名どころでは八咫烏の謎などが多岐に渡り解明されていくので、この地を訪問する際には 是非とも当作品を持参していきたい。

2018/02/03

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