御暇 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫 さ 84-9 交代寄合伊那衆異聞)

KAZOO

9巻目に入り江戸へ帰ることが決まっています。私は最初からのおらんという仇敵が江戸まで行くと思っていたのですが、稲佐山で決闘により相手を倒します。大目付に目をつけられて江戸での地位も危なくなると思いきや、かなりこの主人公も抜け目がなくなってきています。江戸では取り戻したお金を吉原のもとの店に返し、今度は伊那まで行くことになります。武器も剣ばかりではなくいよいよ飛び道具も加わってきます。まあいろいろありますが楽しんでいます。

2017/02/06

i-miya

2011.02.25　（佐伯泰英）　1942、福岡生まれ。闘牛カメラマン、海外活躍、国際冒険小説。1999、時代小説、５７歳から。迫力ある剣戟シーン、人情味、庶民。平成の時代小説人気、2000万部。本書は『交代寄合伊那衆異聞』第9弾。（カバーデザイン）多田和博。（カバー裏書）　藤之助、長崎を後にする。当主の見違える偉丈夫ぶりに腰を抜かす座光寺家江戸屋敷。文乃を連れ故郷へ。二冊同時刊行。（解説＝井家上隆幸＝なつかしい＝i-miya）。

2011/02/27

藤枝梅安

時は江戸末期。列強の圧力がひしひしと日本を押してくる音が聞こえる。藤之助は明治維新を生き延び、明治という新しい時代を生き抜くのであろうか。新撰組とは接点を持つのだろうか、敵対するのか連携するのか、それとも接点なしか・・・。玲奈と隠れキリシタンの教会で祝言を挙げた藤之助には、長崎でやり残した仕事がまだあった。安政の大地震の夜、座光寺家先代当主は吉原にいた。稲木屋の瀬紫とともに、店の金八百両を持ち出した先代為清は藤之助によって倒されたが、その場を逃れた瀬紫は長崎でおらんと名を変えていた。

2011/01/06

ichi

【図書館本】シリーズ9巻目。おらんとの決着がつき、江戸に戻る。文乃が藤之助を諦めて嫁へ行くことを決心。そうなるのかぁ。

2015/09/22

Syo

これまた凄い

2024/06/25