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シャネル (講談社文庫 ふ 48-7)

シャネル (講談社文庫 ふ 48-7)

シャネル (講談社文庫 ふ 48-7)

作家
藤本ひとみ
出版社
講談社
発売日
2008-12-12
ISBN
9784062762380
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シャネル (講談社文庫 ふ 48-7) / 感想・レビュー

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カピバラ

デザイナーは、生半可な個性の人ではやっていけないんだろうな…と思いました。のし上がっていこうとする強いココの姿は女性として憧れる部分もありました(・∀・)ただ、こんな波乱万丈な生き方は大変だろうなぁ…

2011/04/04

ヘジン

「フェミニズム映画好きの方へ」との表書きで売られていたシークレットブックをプレゼントされた。開けてみたら予想外の『シャネル』。子供の頃から苦労人で、常に怒りに突き動かされ、強烈な成功願望をむき出しにしながら華やかな世界を生きた、カリスマ、ユニークネス、ナーヴ、タレントを兼ね備えた稀有な人物。一度世間から忘れられたものの70代で見事に復活を遂げた。過剰なほどドラマチックで、読みながらどこまでが事実でどこからが脚色なのかという疑問が常に頭の片隅にあった。でもそれはそれとして、とても面白い小説だった。

2022/06/14

lisatread

大好きな藤本ひとみさんの作品。今までシャネルのことは他の本読んで知っていたと思ってたけど、生き生きと伝わってくる文体にワクワク。現代においても憧れの存在、時代の最先端を行く生き方、かっこいいなぁ。孤児が歌手になり帽子デザイナーになり、服そして香水。自分の力で絶対に有名になる!と生涯闘い続けた彼女。動きやすい服、無駄のない服、最期まで貫いた姿勢は本当に鮮やか!勇気もらえる。生きるヒント、ビジネスのお手本にもなりそう。ブランド誕生の背景を深く知ることが出来てよかった。。!

2015/09/02

ryokoo

大成する女性は、ハングリーで孤独でカッコいい  真似できなくて、挑戦すら出来なくて

2020/12/27

シャネルのコスメはどれも強そうで素敵というくらいしかシャネルについては知らないけれど、とても強くて格好いい女性だった。常に仕事への熱意に溢れていてあまりにパワフルすぎて最初はついていきづらかったが、読み進めていくと愛する人はみな先に亡くなってしまうという寂しさを持ち合わせた人物であることがわかり、彼女のことが愛おしく感じられた。孤児院から成り上がっていく様子はとてもドラマチックで、史実をなぞるというよりは小説の持つ性質の強さが出ているのだと思うが、それでも彼女の人生を覗き見できてとても良かったなと思う。

2019/03/09

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