嫁盗み 重蔵始末(四)長崎篇 (講談社文庫 お 47-31)
嫁盗み 重蔵始末(四)長崎篇 (講談社文庫 お 47-31) / 感想・レビュー
真理そら
火盗改編が終わって重蔵は中川勘三郎が長崎奉行に任じられたので、長崎奉行手附出役として長崎赴任。根岸団平は若旦那・重蔵とともに赴任して長崎篇が始まる。長崎弁や坂道や石畳に苦労する団平が可愛い。が、余一郎や〈はりま}の面々が登場しないのが少し寂しい。音若と入れ替わるようにしげが登場するが、この女性は出来すぎていて周囲の男が重蔵も含めてバカに見える感じがするのが残念だ。
2018/02/22
吉田 光貴
4作目は舞台が長崎に変わっていままでのレギュラー的な人物が出てこなくなった。少々寂しく感じるが物語は回を追う毎に面白くなっている気がする。
2016/03/03
のりべぇ
重蔵始末の第四巻。歴史に沿って、長崎篇に突入。 設定は良いね。土地の風習も紹介しつつ、ネタも良く出来てるとは思います。 さて、どこまで暴れてくれるのか楽しみにしております。
2015/07/05
けいちか
近藤重蔵シリーズ第4巻。今回は長崎編。前の巻を読んでから、かなり経っていて、最初はストーリーを忘れていたが、読んでいるうちに思い出した。このシリーズの魅力は、やはり重蔵の存在感である。それを付き人?の団平が厚みをつけているというか。いいコンビだと思う。しかし、何故か女性に人気の重蔵。これから蝦夷編に続くそうなので、先も楽しみ。
2010/05/20
ツヨシ
3巻目の終盤から面白くなってきたぞ。この4巻の長崎編も江戸との言語や風習の違いが出ていて面白い!
2010/09/09
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