KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫 き 53-4)

『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫 き 53-4)

『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫 き 53-4)

作家
北山猛邦
出版社
講談社
発売日
2009-03-13
ISBN
9784062762977
amazonで購入する Kindle版を購入する

『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫 き 53-4) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ナルピーチ

【城】シリーズ第四弾の舞台は『ギロチン城』1つ、2つ、3つ、4つ…と、一体何個の首が飛ぶのやら…さすがギロチンの名がついた城。「首狩り人形」「スクウェア」この2つの怪異をキーワードにおきた密室事件、その真相をいかに見せてくれるのか!いつも北山作品には期待してしまう。そしてそれを裏切らない面白さが必ず待っている。今回も“物理の北山”らしいトリックが盛り沢山。不可能を可能にしたその驚愕のトリック!低能な僕には理解が難しいとこもあるがそれでいいのだ!残りは『クロック』&『瑠璃』こちらもいずれは読んでみたい。

2022/06/13

nobby

あのね…壮快かつ複雑ロジカル過ぎ物理トリックに偏ってしまうと苦手なんだなぁ…ついていけなくなって興味薄れる不甲斐なさを嘆くばかり…物語の導入はもう絶品!極上タイトル「ギロチン城」を舞台に、極めて残虐なロシア寓話「首狩り人形」とか、5人目だーれ!?な都市伝説「スクウェア」の語り出しにゾッとしつつ始まる連続殺人は気になるばかり!一二三四五と名付けられた5兄妹の設定は微妙だけど…確かに様々な仕掛けとかクローズド・サークル打破など鮮やかに感じながら、とにかく「ふーん」止まりな自分が残念…もう完全に好みの問題かと…

2021/08/06

セウテス

「城」シリーズ第4弾。今回の主人公は、自分を探偵というナコと友人のライカ。二人は1年前、主が首を切断されて死亡したギロチン城に、少女を助けるべく乗り込んで行く。物理の北山とは良く言ったものだ、今回の大掛かりな2つの物理トリックには拍手を贈りたい。どちらも図面とニラメッコになり、時間もかなり掛かったが、気付いた時の喜びも大きい。特に1年前の首切りトリックが、今回の殺人に使われた時には、こう来たかとその見せ方にも唸った。それにも増して、犯人解明に仕掛けられた罠の憎らしい事か。又しても、犯人に到達出来ないとは。

2018/12/11

ダイ@2019.11.2~一時休止

城その4。ギロチンの仕掛けがイイ。ただ姉妹のネーミングのセンスはいかがなものかと。

2014/02/22

ちーたん

★★★☆☆城シリーズ第4弾!前回の瑠璃城はそこまで城関係なかったけど、今回はガッツリギロチン城(日本)を舞台に起こる連続殺人の数々!その死に方がド派手で一気に4人も死んじゃう!しかも首と胴体がそれぞれ違う状態で発見され…◆首刈り人形、城、クローズド・サークル、探偵、奇妙な名前の一族。魅力満載で夢中で読んだ!雪山遭難の怪談で有名な『スクエア』が取り入れられてるのもどんな真相が隠れてるのかワクワクして読んでた!面白かったの!面白かったのよ!だからこそ、犯人の仕掛け。そこだけが許せないというかアンフェアで残念~

2022/11/30

感想・レビューをもっと見る