前夜(下) (講談社文庫 ち 5-8)
前夜(下) (講談社文庫 ち 5-8) / 感想・レビュー
future4227
リーチャーのアクションシーンが少なっ。ナンパ野郎なところは若い頃から全く変わっていないけど。とりあえず身近にいる女性とすぐできちゃう。なのに未練なくあっさりフェイドアウト。いいのか?それで。そして相棒のサマー軍曹は、リーチャーよりも射撃タイトルをたくさん持っている凄腕の黒人女性。いつその腕を披露してくれるのか期待して待っていたのに、とうとう一発も撃たないで終わってしまった。なんかもったいない人物設定。そして賛否両論ありそうな終盤のリーチャーの行動。リーチャーの正義感は母親から受け継いだ血なのかな。
2019/07/20
み
軍でも無茶してましたね(^-^;お兄さんを知ってて一作目を読んだら印象違っただろうなぁ。前作から今作の間に翻訳されてないのが多くあるなんて…、英語力がないのが残念なり。
2020/12/05
マムみかん(*感想記入少なめです*)
翻訳文も読みやすく、緊迫感あるストーリー展開を最後まで楽しめました! 《ベルリンの壁》崩壊による社会情勢の大転換期。 体制や秩序の激変のなか、自分の権益を死守する為に右往左往する亡者たちの狂乱ぶりに対し、主人公は潔癖すぎなくらいブレずに突き進みますね~。 こういうタイプの人は、命令に絶対服従の軍隊には不向きでしょうから、後に「流れ者」となっているのも納得。 母親のエピソードも、「この母にしてこの子あり」という受け継がれた信念が感じられて良かったです☆
2014/01/15
あるひ
やっとおもしろくなってきた。上巻の伏線もキレイに回収。読みやすかったけれど、シリーズを追いたいって思うほど主人公に惹かれなかったのが残念。
2023/05/16
bapaksejahtera
上巻に続き主人公は上官に盾突きつつ女性部下を伴って非公然な捜査を続ける。MPの組織も案外粗なものと一応は納得するが、向こう見ずな博打に年少優秀な部下を巻込むのは、結果オーライとしても暫くは気の毒に思って読む。肉体関係に迄及ぶのも如何なものか。兎も角ソ連東欧の崩壊で軍なる官僚組織は、機甲部隊ならずとも動揺に及ぶのは必然だ。この辺の著者の設定は慧眼である。リーチャーという怪傑の成り立ちを解説する番外編としても傑作とは思う。この巻では主人公は現役のまま。次作「アウトロー」は退役少佐で登場の記憶があるが。はて。
2021/12/15
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