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新装版 46番目の密室 (講談社文庫 あ 58-16)

新装版 46番目の密室 (講談社文庫 あ 58-16)

新装版 46番目の密室 (講談社文庫 あ 58-16)

作家
有栖川有栖
出版社
講談社
発売日
2009-08-12
ISBN
9784062764278
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新装版 46番目の密室 (講談社文庫 あ 58-16) / 感想・レビュー

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W-G

作家アリスシリーズの特徴は、初期クイーン系譜を貫きながらも、割り算できっちり割り切れない”余し”を意識している点かと思う。本作の正直な感想としては、ロジックも簡単に覆りそうな内容で密室トリックも…だが、本家クイーンがライツヴィル迄に辿った変容をそのままトレースしているような印象もある。そうなると有栖川版『十日間の不思議』や『九尾の猫』を期待だが、誰をもねじ伏せる”決定打”となる一作が作家アリスシリーズには欠けていると常々感じている。新年頭には長編新作もあるようなので、これからも期待。

2017/01/03

SJW

テレビドラマで見ていたので、原作を読みたいと思い、推理作家 有栖川有栖と犯罪学者 火村英生のコンビの一つめの作品を読んでみました。舞台設定にかなり割かれていて、また密室のトリックをどのように解いていくのかが中心で、しかも驚いたり期待を裏切るような展開もなくあまり物語に入り込めなかったです。やはり二昔前の古い作品だからでしょうか。

2017/09/05

火村シリーズの第一作目。ミステリーが「ちゃんとしてる」(笑)私もアリスと同じ犯人を考えてしまった……。動機にはビックリ!とっても面白かったです♪

2016/02/28

ブランドのアーメン

気になっていたミステリーで有名なシリーズ。密室愛に溢れた作品。46番目の密室の真相を犯人には語って欲しかったのだが、それを明かさないことが作者の言う『輝く密室の未在のトリック』の表現だったのだと思う。まだまだ火村やアリスの性格がわからんが、大阪弁が心地良い。舞台は大阪というのはあるのか?法月綸太郎には劣るけど、中々楽しく読めた火村初登場&初有栖川作。シリーズはこれから徐々に。

2016/01/31

chiru

『絶叫城』がとてもおもしろかったので、アリス&火村さんシリーズの1作目から読むことに。 犯人や真相は全然わからなかったけど、凶器のHowtoは予想したとおりだったのですごく嬉しい。 探偵役のふたりのキャラクターや、信頼関係が伝わってくるところが好き。 後書きも含め(新旧あわせて4編)楽しめました。 作中で紹介される『最後の一撃/クィーン』や、以前読んで途中で挫折した『月光ゲーム』も読み直したくなりました。 密室ものだけどすごくおもしろかったです。 ★5

2018/05/16

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